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UNIDOL2024夏予選御礼と、チーム立ち上げから今までの振り返り

UNIDOL 2024 summer 関東予選にて恋予知♡みらーじゅの応援をしてくださった皆様、ありがとうございました!

結果からお伝えすると、私たち恋予知♡みらーじゅは
【審査員順位3位、観客票順位5位、総合4位】
という結果をいただきました。

今大会チームとして目標にしていた決勝戦へのストレート出場には及びませんでしたが、チームとしては過去大会で最も良い順位でした。
結果の良い悪いはともかく、冬から約半年間駆け抜けたメンバーと運営の皆を労いたいです。本当にお疲れ様でした。

大会の感想

率直な感想を言うと、ステージめっちゃ楽しかったです。

本当に楽しかった!

パフォーマンスが終わった直後は、こいみらとして出演してきた中で一番、なんなら人生で立ったどのステージよりも達成感がありました。
やってきた事が全てステージの上で出し切れた清々しい感覚。本当にこんなに悔いのないステージが出来たのは初めてです。
 
イベントの交流会で私に会いに来てくださる方は知っていると思うのですが、私は毎回のイベントで「悔しい」「もっといいパフォーマンス出来た」と反省するのが通例となっていたので……(笑)


結果は4位という順位で、また得点的に見るとそこまで惜しくはないです。
今思うとこの結果が妥当だし、納得しています。
入賞するチームさんはそれだけの理由があったし、うちにはそれが無くて、まだ決勝に上がるべきチームではない。それだけです。


ただ当日の結果発表のときは、横浜市立大学 恋予知♡みらーじゅが呼ばれることを期待して立つことができました。

大会を見ていた皆さんには、当然の結果すぎて「何言ってるんだよ」と思う方もいるかもしれませんが、今回はうちも勝てるかもしれない、まだ3位で呼ばれるかもって期待することが出来たんです。

これが私はとっても嬉しかった!
これが全力で戦えた証だからです。

今の全力を出し切ったからこそ、私個人はそんなに悔いはありません。
課題も見えたし、冬から頑張ってきた成果も審査員順位として得ることができて、モチベも消えずに次の大会でやる事が見えています。

純粋に、「もっと強くなりたいな」って思いました。



余談ですが、大会の一週間前にコロナにかかっていました。直前の練習に出られなかったのもそうですが、体調と体力に不安を残しての出場でした。無事に踊りきれたことがなによりも良かった……


「恋予知軍新宿侵略ヲ開始セヨ」

セットリスト

パフォーマンス後に頂いた感想で「こいみらの世界観すごい!」ってたくさん言っていただいたので、コンセプトの面も振り返ろうかなと思います。

【セットリスト】
1.萌ってかエモ/わーすた
2.SNIPER/NEO JAPONISM
3.『Z』の誓い -ZZ ver.-/ももいろクローバーZ

とにかく今回は「勝ちたい」っていう気持ちから作り上げたコンセプトでした。
気持ちの奥底にある闘争心や熱い気持ちをステージに昇華して、パフォーマーとして壇上に立つ己自身を表現するステージだったのではないかと思います。


ユニドルで勝てるセトリの条件、様々あると思いますが、

・出場メンバーの雰囲気に合って、チームの良さが出る曲
・本家様と人数が大きく異ならない
・ステージに統一性はあるが、音に飽きないようビートやメロディに差がある
・3曲それぞれで見せられる要素が異なる振り付けである

今回はこの辺りを意識して組んだセットリストでした。

1曲目「萌ってかエモ」は、1番最初に決まった曲です。

“ 会場まるごとROCK YOU ”

“ 生きているのさ このステージは
                    絶やすなその火 その光を ”

まさに今回のこいみらが果たしたかった、会場まるごと侵略する恋予知軍にぴったりの曲です。

大会のステージは最初の10秒で自分たちのチームの空気に出来るかが勝負の鍵だと思っているので、その点で最初の「熱狂 爆音 発汗 覚醒」の部分はめちゃくちゃカッコイイ掴みですよね。

撮影:MOON様 (@MOON2photo)



2曲目はシークレットで「SNIPER」でした。かっこよさ全振りの曲。滝沢ひなのちゃんパートを担当したゆずぴの良さが物凄く効いていたと思います。
私は福田みゆちゃんパートでした。

撮影:MOON様 (@MOON2photo)



この曲のイントロは砂嵐のような音と足音で始まるのですが、ここで一気に会場の空気が変わったのを私も感じることができました。
とにかく振りが難しかった………2022年の自分に見せたら卒倒しそうな振りです。
まだまだ満たない所は多かったですが、なんとか見せられるレベルには踊れるようになった(と、思いたい…)




3曲目は「『Z』の誓い」でした。

撮影:MOON様 (@MOON2photo)

“ 永遠だったはずの 未来でさえも
 コワレモノと知って
 人は戦士に 生まれ変わる

 まずは胸に咲いた 小さな夢を
 守るんだね それが…
『Z』という 誓い…  ”

壮大な歌詞。いい曲すぎる!
この曲ではたくさん歌割りを担当しました。

特に落ちサビはかなり長い歌割りで、上手く表現できるか結構不安だったのですが、いかがだったでしょうか。

私はこいみらのステージで、「あ〜こいみらっていいな〜」っていう味わいがしみじみと感じられるところが結構好きなのですが、この『Z』の誓いはそういう思いに浸るパートがたくさんあって、すごく楽しかったです。

心を込めて歌うような振り付けが多かったので、歌いながら会場のお客様の表情をよく見られたし、みんなと気持ちが通じ合えてる!って感じられました。すごい楽しかった!!

衣装

そんな3曲を披露するために、今回は衣装替えにも挑戦しました。
1着目衣装はキービジュアルにもなっているこちらです。

キービジュアル アナザーバージョン

1曲目の萌ってかエモが収録されたアルバムのジャケ写、2曲目のSNIPER本家衣装から着想を得て、赤と黒の皮素材をベースにしました。
そこに、大会を侵略する!という気持ちを込めて軍服モチーフを取り入れました。
デザインは5人それぞれ異なるものを作っています。

初めて作った早変え用の衣装は本当に大変でした。これを毎回やってきたチームさんってすごい……

まさか衣装替えがあるとは思わせないくらい1着目からしっかりとした衣装を作りたくて装飾もこだわったので、豪華なものになったかと思います。

2着目は、本家ももクロのカラーに則したメンカラ衣装です。

撮影:べんがる様(@maketaraakanne)

これは、こいみら2代目衣装担当のあいちゃん☀️が中心となって作ってくれました!
コロナでダウンしていたため、もう本当に1ミリも関わっていないのですが、素敵な衣装を作ってくれました!衣装を完全に人に任せることができるようになったのは、チームとしてとっても嬉しい成長です。

また大会にカラー展開のある衣装で出たのは初めてだったのですが、初見の方から「○○色の子」というように感想をいただきやすかったのは意外な効果でした。

確かに地下アイドルもみんなメンカラが入った衣装なのは、対バンで覚えてもらいやすいためなのかも。

SNS展開

今回もX(旧Twitter)にて、キービジュアルやTeaser動画の公開などを行いました!
皆さんからのリアクションがとても良くて、撮影行って良かったな〜と思いました。

またメンバーやセットリスト公開画像も、今回のコンセプトと統一感のあるデザインで作成しました。

いくつかは運営のメンバーが作ってくれました!
ありがとう!

キービジュアル撮影に関しては、スタジオやカメラマンさんとの予定合わせ、撮影データのレタッチ、動画編集など、かなりの手順が必要になります。
その上実際の審査にはほぼ影響しないもので、正直コスパがいいかといえばそうではないでしょう。
(ただでさえ大会出場にはコストがかかりますし)
それでも、関東予選に出場するチームさんのほとんどがキービジュアルを公開しています。


うちはその中でも、かなりキービジュアルには力を入れている方だとは思います。
「そんなことに力を入れるくらいならパフォーマンスを頑張った方がいい、期待させて結果が出なければ恥だ」という意見もあるでしょう。

それでも、実績も知名度も無かったうちのチームが勝つためには、私はこのSNS大戦国時代を利用する他ないと信じていました。
とにかく当日までにチームの本気度を多くの人に知ってもらい、パフォーマンスを期待してもらわないと勝てない、 (たとえ当日のパフォーマンスが実力不足で期待はずれだと言われたとしても)注目されないまま消化試合になるより絶対にいいはずだと。

「こいみらのステージ楽しみ!」と思いながら当日を待っていただけることってなによりもありがたくて、そしてそれは当日パフォーマンス直前の会場の空気にも直結していたのだと思います。


そして、個人的にも私はアートワーク面が得意分野なので、その面に全力尽くさずにはいられなかったというのもあります。
せっかく大会に出るのに、出来るのにあえて手を抜くことなんてしたくなくて……私が全部やるからやらせてほしいって思っていました。笑

でもそうした今までの地道な種まきが実を結び、今回は大会期間の「本気度」をたくさんの方に知っていただけて、一緒に当日に向けてボルテージを上げていくことができたのではないかと感じています!



最近は普段のイベント告知などについても、ファンの皆さんだけでなく他チーム演者さんや実行委員さんからもSNSの動かし方を褒めていただくことが多くなりました。
ここまでこいみらに注目していただけるようになったとは昨年度まででは考えられないくらいで、本当にありがたい限りです。この面は私がSNS担当を辞めてもずっと頑張っていってほしいなあと思いますね。
(引き継ぎも頑張ります)



恋予知♡みらーじゅ、立ち上げから今まで

思い返してみると、2023年度は苦しい1年でした。
立ち上げメンバーの大半がチームを卒業し、1期生4人となった4月。新歓活動の右も左も分からず、今思えばあまり効果的な活動はできていなかったのだと思います。

23年夏予選には、ゆずぴを加えた5名で出場。
当時も勝ちたい気持ちはあったものの、そもそもチームの運営体制もままならず、またダンス経験者も誰もいませんでした。
入ったばかりのゆずぴに「これからこいみらのダンス指導を担当してほしい」とありえないお願いをしてしまいました。(本当にありえない)


大会を経てメンバー同士の意識や方向性の違いが浮き彫りとなり、メンバーからチームを辞めたいと声が上がったりと、正直あまり良い状況ではなかったと思います。
そもそも立ち上げ当初は「大会で勝つチームを作ります!」と言われて集まったメンバーではなかったので、こういったすれ違いが起こるのは当然といえば当然だなと今だから思えるのですが、当時は結構しんどかったです。

この時期から活動を始めたまふゆには、入ったばかりなのに思うように活動させてあげられず、本当に申し訳なかったです。


でも、もうこの時には、私はたとえ1人になってもこのチームを続ける、人生を捧げるという覚悟が決まっていました。


秋頃、冬大会は出場を見送り、2024年夏大会での決勝進出を目標に練習を頑張ろうと決めました。
そして12月からは、夏大会を見据えて冬のイベント用の曲を練習する日々でした。今まで以上に念入りな基礎練を行い、振り揃えも厳しく練習しました。

大会では周知の通り、審査員票の他に観客票(≒動員)も得点に含まれます。
そのためにはこいみらからチケットを買ってくれるくらいにこいみらが好きで、応援してくれる方を増やさなければいけません。
浜大祭辺りからはメンバーのSNS発信にも力を入れ、ファンの方との信頼関係を築けるよう頑張ってきました。


これをやれば確実に勝てるという確信もなく、ずっと今より強くなることだけを考え練習していた冬は、正直いって本当に厳しかったです。
運営も含め、メンバー全員が少しずつ憔悴していくのが感じられました。

それでも練習やSNSを止めるわけにはいかず、苦しさに耐えながら、迎えた3月。
私は、こいみらがこの先強くなれるかは、2024年度にチームに入る3期生にかかっていると確信していました。

入る前からこんなにプレッシャーがかかっていたというのも、3期生のみんなにまた申し訳なくはあるのですが……笑

非公認サークルであるこいみらは、大学の公式企画にはほとんど参加できないため、#春から横市 に全てをかけて更新を頑張っていました。

熱心な新歓活動の甲斐あってか、なんと3期生として演者メンバー5人、運営メンバー6人、合計11人加入してくれました。
そして恋予知♡みらーじゅは19人で活動していくことになりました!すごい!


3期生のみんなは凄いです。
別にSNSの使い方とか何にも教えてないのに先輩よりも更新頻度高いし、5人の学年はバラバラでもよくグループ通話するくらい仲がいいようで、もうなんか本当、こいみらに来てくれてありがとう……
(1期生、2期生ってそれぞれ2人だからグループ通話という概念がなくて、期別グループがあるのか!とびっくりしたりした)

この夏予選を終えて、恋予知♡みらーじゅはようやくチームとして「立ち上げ」が完了し、新規チームの枠を脱することができたのではないかと、個人的には感じています。

今まで私やドンが1人でやってきたことを下の期にもしっかり分業していたり、チーム内で色んなことが共有できていて、チームってこういうのだよな!と感じられる運営ができてきました。

やっと、私たちは戦える土俵に立てました。

私がそんなに悲観的でなく悔しさを引きずることもない理由は、今回出なかったメンバーを含めた完全体でのこいみらがもっと強いはずだって確信できているからです。
だから今年度の活動が本当に本当に楽しみで、早く9人のこいみらをみんなに見てほしい!という気持ちでいっぱいです!


最後に

改めて夏予選を応援していただいた皆様、ありがとうございました!
敗者復活戦にも出場いたしますので、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。

私は、恋予知♡みらーじゅのふみでいられることを本当に幸せに思っています!
残された時間も精一杯チームの為に尽くすので、見ていてもらえたら嬉しいです。

2024.6.24 恋予知♡みらーじゅ ふみ


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