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西洋占星術質問箱セレクション7



☆凶角(ハードアスペクト)について

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まず「凶角」と呼ぶのはさすがに古いのでNGです
ハードな星配置ということは、同時にそのハードさに立ち向かえるだけのタフな力がそこに眠っているのだ、とも言えるのです。自らのタフさを知るためのチャンスに恵まれているのだ、とも言えるわけです。困難な問題に立ち向かわなければ身につかない本物の実力や精神力というものもあります。はじめは重いバーベルでも、何度かトライしているうちに持ち上げるための筋力がついてきます。未来を信じて立ち向かってください。



☆自分のアセンダントに他人の天体が合してくる場合

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一方のアセンダントに他方の天体が合してくる場合、アセンダント側の振る舞いがその天体に影響を受けます。天体の色に染まってしまう感じです。今回の場合、アセンダント側が火星色に染まります。
その人の前ではエネルギッシュになる、またはパワフルになる、熱狂や興奮をしやすくなる。ただ、主張が強くなり怒りっぽくなることもあるので、他の天体からうまく緩和してくれる(例えば火星に対してどちらかの金星などが調和アスペクトをしているなど)ところがない場合、ちょっと危なっかしいです



☆私はフェミなのか

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特にフェミニズムを標榜しているというわけでもないのですが、やはり女性のお客様や生徒さんが多いので、今の日本を生きる女性たちが、全体としてどんな悩みを抱えているのか、どんなことに苦しみ、どんな声を上げているのか、本音のところが気になるんです。というかそこらへん、知っておくことが礼儀であるとも思うのです。
それを知ること、届けて広めること、また自分ならこの人たちにどんな声をかけてやれるかを考えてみること。Twitterはそういう勉強と実践をさせてもらう場としても活用しています。



☆同性愛の場合の相性

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もっと個別具体的に見ていくべきかと
本人としてはどちらかといえば金星が優勢(いわゆる女性っぽい感じ)で、相手には火星的なもの(男っぽい感じ)を求める同性愛者もいれば
本人としてはどちらかといえば火星が優勢(男っぽい)で、相手には金星っぽさ(女性っぽさ)を求める同性愛者もいます
もちろん、金星同士の繋がりや火星同士の繋がりで惹かれ合うカップルもいるでしょう。

恋愛において何を求めるかは個人個人違います。個別具体的にチャートを検証して、その人がどんな人で、どんな要素を恋愛に求めているのかをまず探りましょう。




☆DSCと太陽が合の場合

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DSCや7ハウスに太陽がある場合は、他者の才能を引き出すようなこと、または他者との交渉や外交といったことの中に自らの輝きを見つけます。よき演出家、マネージャー、アドバイザーやカウンセラー、弁護士、漫才のツッコミ、みたいな。有名どころでは精神分析学の祖で臨床治療を多数行ったフロイト、マズローの欲求理論などを応用した心理占星術的アプローチでコンサルテーションメソッドを確立したノエル・ティルなどが太陽を7ハウスに持ちます。

または、自らが輝くために、親密なパートナーや仲間やシンパを強く必要としたりします(悪く出ると他人をうまく利用してのし上がろうとする人、とかになったりもします。)。他者の存在があってこその自分の輝き、ということを強く意識するようなコンビやユニットでの共同作業や、グループ活動の中で生き生きとしてくる感じ(ナチスドイツを率いたヒトラー、カルト教団を作って数々の犯罪を犯したチャールズ・マンソンなども太陽が7ハウス)





西洋占星術の講座、ホロスコープやタロットを用いての個人鑑定も行っています。情報発信は主にTwitterより

一樹 (@puntukuta)

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