西洋占星術質問箱セレクション4
☆金星ノーアスペクトについて
松田聖子、中山美穂、小泉今日子、カトリーヌ・ドヌーヴとか。最近だと芳根京子とかは、金星ノーアスペクト。何故かアイドルとか女優などのチャートによく見られたりもします。金星ノーアスペクトは、金星の力が拡大され、誰のものにもならない「みんなの金星」になりがちなのかも?恋愛はむしろ奔放かも。永遠に恋する少女なのかも(もちろん男性と女性では出方が変わってくるでしょう)。
☆出生図の天体の逆行について
ストレートには出づらくはなるかもしれません。内向してしまったり、つまづきが多かったり。または独特のひねり(またはひねくれた感じ)が個性となる可能性もあります。しかし、やはりその天体のサイン、ハウス、アスペクトなどの個性のほうがどちらかといえば強く出ると思います。それらの要素の絡み具合によっては、逆行がたいした問題ではないこともあります(そもそも水星逆行なんてよくあるし)
☆双子座過多について2
「双子座過多」で1つ分かりやすい例挙げるとエッシャー(太陽・月・水星・海・冥)ですかね。彼の「だまし絵」はまさに双子座こじらせ系を絵に表しているような感じがします笑 ああもいえるしこうも言えるし、とあらゆる方向性が相対化され、どこにもたどり着かない迷宮世界という感じ。「どこにもたどりつかない「迷宮世界」と言えばフランツ・カフカも双子座過多(月・水星・金星・土星・冥王星)です(太陽は蟹座ですが)。
☆ステリウムと複合アスペクト
派手な名前と美しい形に騙されて、グランドトラインだなんたらレクタングルだ騒ぐ人多いですが笑 やはりステリウム(または同じサインに4つ以上の星があるとか)のほうが強烈です。 そこが重すぎて奇妙にこじれてしまったり、過剰さや不器用さも出るので一長一短ですが、このやり方しかできない!と開き直って押し通すと相当突出することもあり得ます。
☆相性におけるアングル
アングルは人生における現実的な重心みたいなものです。そこに誰かが天体を重ねるのは、つまり自分が船だとして、ある場所に停泊するための錨を相手がくれる(それはきつい試練の場合もありますが)ようなもの。天体の種類や、他の部分の絡みも見ないと、良し悪しはわかってはきませんが
西洋占星術の講座、ホロスコープやタロットを用いての個人鑑定も行っています。情報発信は主にTwitterより
一樹 (@puntukuta)
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