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なつきの近江放浪記〜佳山〜

食通の友達も絶賛の、京阪上栄町(かみさかえまち)から徒歩すぐのごはんやさんへ。
ランチは4500円のコースのみ。


先付けから見目麗しく、
梅雨のじっとりした空気が一瞬で癒されました。

タコとイカに夏野菜が和えてあり、青ゆずが爽やかな出汁のジュレ仕立て
見るからに柔らかそうなイカさん
実際ジュレが絡むほどのやわらかさと隠し包丁でした!


ここの辺ではよく出される「琵琶マス」のお刺身。

お醤油ではなく、出汁と赤紫蘇であえてあります。


スズキの炭火焼き
油を塗りながら焼いたという香ばしさが絶品でした!


焼き茄子とぐじのお椀

ぐじの出汁をメインにしたかなり繊細なひとしな。
ぐじ独特の柔らかで、脂身のある口当たりが美味。

ナスはトロトロに焼いてありつつも、香ばしい存在感がありました。


 豚の角煮と冬瓜とペコリス添え

豚の角煮特有の油くささはなくて、
山芋のなめらかな舌触りと相まって、
とてもおいしいお肉料理でした

冬瓜は隠し包丁がチェックみたいでかわいかった!

だし巻きは、舌触りがつるつる〜
ご飯はつやつやの土鍋焼きかな?
なめこの赤だしもすごく甘みがあって、
もちろんお手製のお漬物と山椒ちりめん。

締めのごはんたちもすごく丁寧に作られていました。


茶碗蒸しが重なっているような出し巻き
メロンにゼリーがかかったデザート

固めのプリンスメロンと、シュワっととろけるゼリーが良いマッチングでした。
一階のようす

店内の感じも落ち着いているのに肩肘はらず、
とても好きな雰囲気。

京都だとこの価格でこのお料理はなかなかないな、とうなりました。


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