「IDOLYPRIDE」は、いいぞ。(前編)

7月15日、「IDOLYPRIDE VENUS PARTY The First」in幕張メッセイベントホール
現地で参加致しました(DAY2のみ参加)。

凄く良かったんです。
感動したんです。
もう、次のライブ。また行きたいんです。

追えば追うほど、ライブが楽しい。
凄く、追いかけ甲斐のあるコンテンツです。
曲も良く、スタッフも素晴らしく、キャストも素晴らしい!

皆さんに、魅力が少しでも伝われば良いな。
そう思い、文章を書きました。

今回は、「IDOLYPRIDE」に私がハマっている理由とか、歴史とか色々書こうと思ってます。
できれば、知らない人に見て欲しいです!

有識者の方、誤植、間違いなどあればスイマセン!

1  「IDOLYPRIDE」って?

いわゆる、2.5次元コンテンツの一つです。
ゲーム、アニメの声優さんがその世界から飛び出してその格好をしてパフォーマンスをする。アニメ、ゲームのキャラに負けないように切磋琢磨して、親和性も高まっていく…。
アイドルマスター、ラブライブ、バンドリ、ウマ娘などと同系統ですね。この系統が好きな私は、ここ2,3年で、結構色んなライブに参加してます。
その中でも「IDOLYPRIDE」は、特異的な存在。
キャラと声優の親和性がすごいんです。
まず知っておいて欲しいのが、このコンテンツ
  「キャラ→声優」ではなく「声優→キャラ」
という点なんです。普通、こういったコンテンツは
①ストーリー、キャラが作られる
②そのキャラに合う声優をオーディションで選ぶ
の流れで進むんですが、
「IDOLYPRIDE」は
①参加する声優さんを先に決定
②その声優さんにあったキャラクターを作る
③それに合わせてストーリーを作る
の順で作られています。
親和性が高くて当たり前なんです。

(注)このパターン、他コンテンツでは『ラブライブ!スーパースター!!』Liella!などが該当します。
IDOLYPRIDE(特に月ストの5名)とLiella!は境遇が似てて、「キャラと親和性が高すぎて、他のアニメに出て行きづらい問題」が発生しているんですが、それは別の機会にお話しします。

なおすは、完全に遙子さんだし
もかちゃんは、まさに芽衣ちゃん。
さくらも、琴乃も、渚も、怜も…。
だから、推しやすいんです。

2 IDOLYPRIDEの生まれた理由

今から触れる人はこのコンテンツが
「なぜできたのか」を知ってから入ったほうが、絶対に楽しめます。IDOLYPRIDEは
「ミュージックレイン3期生の晴れ舞台」
として生まれたコンテンツ。

音楽事務所ミュージックレイン所属の声優は、全て「スーパー声優オーディション」で選ばれた人達。
1期生(スフィアの4人)
2期生(TrySailの3人)が、
どちらも大成功。その3期生として選ばれたのが
相川奏多さん、橘美來さん、夏目ここなさん、日向もかさん、宮沢小春さんの5名。
この5名のデビューの舞台として、オールミューレで始まったコンテンツが「IDOLYPRIDE」です。

主なグループは以下の通り。
①「星見プロダクション」
主役チーム。ミューレ3期生5人と、同年代の若手声優5名の合わせて10名。途中で「月のテンペスト」(3期生5人)と「サニーピース」(その他の5名)に分かれていきます。現在は月スト、サニピ曲が多いですが、Gemstonesは久しぶりの10人曲でした。
サニピはとにかく元気系。月ストは、逆境に立ち向かって行く系。
②「TRINITYAiLE」
通称トリエル。TrySailの3人。3人に寄せたキャラになっています。
当たり前だけど、3人の息はピッタリ。王道系。
③「LizNoir」
通称リズノワ。スフィアの4人。10年以上4人でやってるから息はピッタリに決まってる。激しい系。

そして、この4グループすべてに影響を与えたのが
主人公の姉にして伝説のソロアイドル
④「長瀬麻奈」。
1話で事故死するも、陰ながら10人を支える…というポジション。カバー曲などもあります。ライブなどでは、実際はあり得なかった姉妹の共演なども予定されていた、はずでした。
(後でまとめてお話しします)

現在はライバルグループとしてⅢX(スリクス•最新の流行系)も加わっています。
グループごとに作曲者も異なります。

月スト、サニピが先輩達に立ち向かっていくストーリー…なんですが、最新話あたりの月スト(3期生)は、不憫すぎて😭。そこら辺は、アプリゲームを見て欲しいところです。

3 IDOLYPRIDE、苦難のこれまで(1)

とにかく、苦難続きのこのコンテンツ。
これまでこのコンテンツに起こった事件を、いくつか、時系列順にご紹介します(前後半に分けて)。
①アニメ開始前、コロナ禍でライブなどできず
2019年末にプロジェクト始動→2021/1アニメ開始が発表…だったのですが、お披露目ライブ(何回かやる予定だったらしい)はちょうどコロナが蔓延してきた時期だった為できず、バーチャルライブという形しかできませんでした。
②「アイプラ」が被った!事件
2021冬アニメは「IDOLYPRIDE」の他に「ゲキドル」「アイドールズ」など似た名前のアニメが多く、トドメに「アイカツプラネット」が略称が被ってしまって…!
この問題はIDOLYPRIDE側が先手を打ち、Twitter上で#アイプラ と打つと琴乃のイラストが自動で表示されるようにして(他にも色々)、力でねじ伏せた、ということがありました。
③「ただのアイドルアニメではない」…? 
批判的になってしまいますが、IDOLYPRIDEは1話の展開を隠して進めていた(1話で麻奈が事故死)影響で「リアルに近いアイドルアニメ、としてPVを流す」からの「一話で事故死した麻奈が幽霊となって牧野の前に登場」というファンタジー色が強い1話になりました。違和感を感じた方も少なくないと聞きます。序盤で視聴をやめた方も多かったと。

そもそも2021冬アニメ(1月開始)は大豊作。
「ウマ娘2期」「ごとよめ」「無職転生」「転スラ」
「はたらく細胞」「モルカー」「ゆるキャン」「約ネバ」「ドクスト」…と、ここ数年で随一のヒット世代。序盤で流れに乗り損ねたIDOLYPRIDEは、話題になることも少なかったと記憶しています。
結局、ブルーレイの売り上げ等も正直芳しくありませんでした。ここで終わってもおかしくない、そんな状況でした。

④逆転の一手、アプリ「IDOLYPRIDE」
このコンテンツがここまで大きくなった最大の理由が「アプリゲームの出来が素晴らしいから」なのは間違いないでしょう。
・珠玉の名曲の数々
・超絶綺麗なライブシーン
・サクサク進めやすいゲーム性
・それでいて深い
・多彩なイベント
・濃厚なストーリー 
・対応が早いスタッフ etc
ほんとに「居心地の良いゲーム」なんです。
未体験の方は是非一度ダウンロードを。

アニメ終了が3月→アプリ開始が6月。
ここから、アイプラの逆襲が始まります。
ただ、まだ一筋縄では行きません。
⑤前代未聞!テレ東の夕方6時から再放送!
色んな方面にアピールしたいと考えた運営。
まずはキッズに向けてアピール。
7月〜9月、アニメ「IDOLYPRIDE」の再放送を地上波の夕方6時から放送しました(凄い)。どんだけお金払ったんだろ…?気になる所です。
さらには「おはスタ」にも出演。月スト、サニピが楽曲も披露しました。
⑥TOKYO IDOL FESTIVAL 、○○○事件。
(未確定情報の為、伏せて紹介)
アニメ放送、アプリ開始以降、初めて楽曲を披露する機会となったのが、アイドルの祭典、TIF。
星見プロ4曲、月ストサニピ各2曲の計8曲のVIP待遇でした(私も現地参加)。ただし、急遽の発表だった為、○○○でのステージとなりました(初心者の私でも分かるくらい)。アイドル界隈から批判を受けたとの噂もありました。
⑦アイプラ⇄セレプロ ストーリー被り事件
2021年10月から始まったアニメ「SELECTION PROJECT」。ほぼ同時期にプロジェクトが開始し、同年にアニメが開始になったアイプラとセレプロ。
内容が、かなり被ってしまいました。
(アイプラとセレプロ、主な似ている点)
・序盤で「伝説のアイドル」が事故死
・その妹が、アイドルを目指す
・一方、病弱だった女の子が「伝説のアイドル」の心臓移植手術を行う
・移植手術を受けた女の子もアイドルを目指す
・2人は偶然出会う …etc
これに関しては、先に放送していたIDOLYPRIDEへの被害は少なく、むしろ打撃が大きいのはセレプロの方でした(良曲を多数含むコンテンツながら、1stライブ以降動きが止まってしまった)。
偶然が重なった、と言われていますが、真実は闇の中になってます。

色んな人の思いを受け継ぎ、成長してきたIDOLYPRIDE。ただし、
2021年12月18日。
あの出来事が起こってしまいます。

…長くなってしまったので、前半はここまで。

とにかく、素晴らしいコンテンツなんで、音楽だけでも聴いて欲しいです!
後半は、1週間を目処に上げる予定です。

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