在宅業務の人は、1日一回外に出る用事をつくろう&仕事っぽい格好をしよう
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在宅で業務をしていると、外へ出ることがほとんどなくなります。
以前の仕事は、24時間体制で、訪問先を次々回ったり、関わっている人に何かあれば深夜でも車を4,50キロの距離を走らせて対応したり、勉強会や委員会の会合で都内に出張したりという感じでしたが、体調を崩して休養、その後業務をすっぱりと変えてからは、本当に外に出ることが少なくなりました。
おまけに、仕事部屋は3畳の狭い空間で、中庭に入るかすかな日光の光ぐらいしか浴びることがないので、必然的に外に出ることが減ります。
そして、居住地域は日光の少ない日本海側。冬は驚くぐらい日が当たりません。
幸い、子供の送迎や子供の寝かしつけのためのドライブがあるから、かろうじて外に出る用事はありますし、休みは子供を連れて妻と出るので、そういうときには外で長距離ドライブをするときもあります。
ただ、週5日の平日は基本的に中の作業。
どうしても、時間がたつにつれ、あれだけいやだと思っていた外との交流が恋しくなってきます。
こんな中で、自分なりに見つけた在宅業務・フリーランスでメンタルを保つこつを4つ。
1.急ぎの業務がある時を除いては、まず取りかかりやすい業務から取りかかる
ブライアン・トレーシーの「カエルを食べてしまえ!」では、一番やりたくない業務から取りかかることを推奨しています。
しかし、性格は人それぞれであり、まず簡単な業務をやった方が勢いがつく人は、そこからとりかかればいいのです。
そして勢いがついたら、難しい業務をちょっとだけやってみる。
いけそうだったらそのまま続ける。
机の前で、「やりたくないなー」とぐだぐだやっているより、取りかかりやすいところから勢いをつけていけばいいのです。
2.Apple Watchを活用する
私は、初代と3代目のApple Watchを利用して、「遅すぎて実用にならないし、時間のチラ見ができないし、実用にならない!」とすぐに手放した経験があります。
しかし、4代目のApple Watchは、時間のチラ見こそできないものの、時計ではなく、メンタル・フィジカルヘルスの観点から非常に優れたデバイスに進化していました。
意外とバカにできないのが深呼吸の機能や運動状況を管理してくれるアクティビティの機能。
アクティビティ機能については、在宅で仕事をしていると、スタンド(立つ)、エクササイズ、ムーブ(消費カロリー)のリングを全て毎日うめることは難しいですが、スタンドだけでも埋めるようにすると、心身の調子が比較的良くなります。
1時間に1回は立って軽く体を動かす、歩く、室内外を軽く散歩するだけでも、心身のコンディションが違ってきます。
また、深呼吸も、実際指示に従って深呼吸をすると、心拍数が低下し落ち着くなどのプラス作用があります。
3.日記・業務記録をつける
この作業も、精神的・肉体的に健全な状態を保つのに不可欠です。
体調や気分、できたこと、課題を手書きで字にするだけでも、気分が変わります。
また、長めの文書が書けた、子供の送り迎えがスムースにできたなど、できたことや、その成功体験につながるきっかけがあれば記録しておくとよいでしょう。
在宅業務の場合、基本的にだれも直接褒めてくれる人はいませんから、だからこそ意識的に自分ができたことを自分で認識し、褒めていく必要があるのです。
できたことに目を向ける。
これが在宅業務を着実に続けるコツのひとつかと思います。
4.仕事っぽい格好をする
私は保育園の送迎もあるので、ジャケットなど、スーツではないけど仕事着的な装いで送り迎えをして、そのあと在宅の作業に入ります。
これがカジュアルやジャージ、時にはパジャマなどのラフな格好でも、きちんと気分を切り替えられるくらい意志がある人ならいいのですが、私の場合は、だれた格好をすると、仕事の気分もだれてしまいます。
一時期、ずっとカジュアルな格好で仕事をしていた時期がありましたが、意外と装いが気持ちに影響を与えることというのがあるもので、仕事っぽい格好の時と、カジュアルな装いの時では、仕事っぽい格好の方が不思議と集中できました。
このように、在宅勤務は自由度が高い分、孤独度も高いので、積極的に気持ちを安定させられるよう、工夫しながら仕事を進めていくとよいでしょう。
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