「双極性障害」からの回復 ①はじめに
私は「精神疾患」と一緒に、20代から12年間生きてきました。最初の診断は「うつ病」でしたが、抗うつ薬を飲み続けていたら躁転し、「双極性障害(Ⅱ型)」と診断され、治療を続けてきました。
「双極性障害」は症状を安定させるため、また再発予防のために、一生、薬(気分安定薬)を飲まなければならないと言われています。このことは治療中の私を絶望させ、診断を受け入れるのに長い年月がかかりました。少しでも楽になりたくて、ネットの海を探しまわっても「服薬・通院を終了し、日常生活を楽に過ごしてい