2022COSMO SENCE:umbra solis-山羊座新月-蟹座満月
山羊座新月2022.1.3AM03:33
占星術の本で描かれる山羊座の項目を見ると、とても堅苦しく重い。
面白味がないというか、社会性があるが人の温かさみたいなものを書いてる本には今のところお目にかかったことがない。
いわゆるオトナなのだ、山羊座の性質は。
それは現実的であるとも言える。
私自身が月が山羊座なので、占い師と言いながら「願えば叶う」や「ブレスレットをつけていると良いことが起こる」みたいなスピリチュアルには非常に懐疑的であり、現実的ではない魔法みたいな占いにはまったく興味がない。
とは言え、周りからすると占い師＝予言者だか魔法使いだかと一緒ととらえている人も多く、占い師をしている私は充分にスピリチュアリストなのだろう。
それはそれ、伝わる人にだけ伝わればいいのだ。
そういう考え方はこの山羊座の月からきているのだろう。
みんながみんな仲良く分かり合える世界なんてあるわけがない。
自分の手の届く範囲の人にだけ自分を分かってもらえているならそれでいい。
10代の時からそういう考え方で生きてきている。
妙に擦れていたといえばそうなのかもしれないが、今もその考え方はずっと変わっていない。
オトナとは言え、コドモはオトナに内包されているものだとも考えているので、私は子供よりも大人の方が好きだ。
新月図
ルールがちゃんとあることは、いろんな人の助けになる。
風の時代は個人の選択肢を膨大に広げていく。
何を選んでも、何を作り出しても認めてくれる人がそこかしこにいることに気づける。
そんな中で落ちこぼれがたくさんいる。
目につくからこそ、今の自分と比べてしまいどれだけ自分がちっぽけなのかをつきつけられる。それも、自我を確立途中のまだ若い時期にだ。
10代～25歳くらいまでなんて、多くの人が「自分はほかの人とは違う」という根拠のない自信を持っているだろう。
そんな時期に圧倒的に力のない自分を知るのだ。平々凡々で埋もれて誰も見つけてくれない自分を見せつけられるのだ。
SNSが示す風の時代は圧倒的な個性がなんたるかを知り、没個性の大多数との違いを見せつけている。
そういう風に当てられて疲れた人にこそ、現実的である地の温かさが身に染みるのではないだろうか。
大多数の平凡こそが社会を成り立たせている。
ルールがあるからこそ、電車が動き、スイッチひとつで電気がつき、タッチをすればSNSにアクセスできる。
今日は大多数の人にとっては非日常な三が日。
でも毎年お正月は巡る。
そして地に足つけた一年の目標をたてる。
目標は突飛では途中で挫折しやすいと知っているから。
ちゃんと日常に組み込むために、現実的な目標をたてるのだ。
突飛さはエッセンスでいい。
ほっとできるくらい少量の夢を混ぜていればいい。
そんなことを地サインがっちりの新月は伝えている。
山羊座新月から読める12星座アクション
♈ お家についてのあれこれ
♉ 楽しむことに集中
♊ 運動計画
♋ 人間関係について
♌ 心底取り組むこと一点
♍ 学びたいこと
♎ 昇進やスキルUPについて
♏ 社会貢献
♐ マインドフルネス
♑ 自分磨き
♒ 投資貯蓄
♓ 頭をつかうこと
山羊座13度
サビアン「火の崇拝者」
人の顔色をうかがうよりも、まずは自分の目的が何なのかに集中。
集中できていれば外野の声は聞こえないし、聞こえたとしてもスルーできる。
自分の強さを信じて。
蟹座満月2022.1.18PM08:47
蟹座といえば家族の話が出てくる。
私の周りの蟹座が強い人はみんな家族の話が好きで、それは家族が好きだということ、仲が良いということ。
対向のサイン山羊座に月がある私にはピンとこない話。
自分では普通と思っている家族だけど、結構特殊な環境で育ったと分かるのは随分大人になってからだった。
蟹座はタロットでは戦車である。
後ろのお城を守るために特攻する戦車の騎士。
蟹座はそんなふうに自分の守るべきものを知っている。
そしてそれを守るためなら捨て身にもなれる。
だから支配星は月である。
地球を守るように地球だけを見てグルグルと回り続ける唯一の衛星、月。
戦士とは逆に、その背中は傷だらけだそうだ。
戦士とは守り方が違う。
背中の傷は、母のような守り方の証であるように。
満月図
どちらも活動宮なので動きはあるもの目的が違う。
親しい仲間のために動きたい気持ちと、自分が身を置く社会のために動くことが果ては親しい人たちのためにもなるという気持ち。
なかなか相容れないように見えつつも、表にちゃんと出そうとはするのだ。
ただしこの時期は、冥王星が太陽にくっついているので急な仕事に追われたり、外からの突発的な変更が増える。
動きの速い水星や金星も逆行中である。
これら比較的太陽に近い天体の逆行は、太陽の行動を邪魔しやす。
社会のための働きを水星や金星が邪魔をする…身近でいえば、お正月休み明けによる集中力低下での仕事への身の入らなささかもしれない。
天王星の影響も懸念事項。
自分勝手な事件を起こす輩が多い昨今、身を守るすべを準備しておくに越したことはない。
天体の影響は地球の人におしなべて降り注ぐ。
それは道理、非道関係なく。
蟹座満月から読める12星座アクション
♈ 仕事に無理にでも勤しむ
♉ 未来のビジョンを明確に
♊ 自分の陣地を心地よく
♋ 生きがいについて
♌ お金の使いかた
♍ 知識を豊富に
♎ コミュニティを大切に
♏ 個人的とは何なのか
♐ 育成について
♑ 目の前の人をよく見る
♒ 刷新
♓ 遠征
蟹座28度山羊座28度
蟹座サビアン「現代の少女ポカホンタス」
新しいものへ目が行きやすい。視野が広がるのだ。ただそちらに気を取られるということは、今まで情熱を注いだものから興味が離れるということ。
山羊座サビアン「大きな養鶏場」
初めて海外に行ったときに、肺に入るものが同じ空気とは思えなかった。
その感覚は知ってしまえばそれが当たり前になる。もう知らない頃には戻れないのだけれど、知らないときのことも知ってしまった今もどちらも記憶にはちゃんと存在するのだ。
サビアンからはこの時期にがんばったことは報われるというメッセージが込められている。ただ、実際には逆行中の天体がそれを邪魔するのだろう。
どれだけもがき反発して行動できるかにかかっている。
山羊座シーズンの歌
こころが 悲鳴の中でも 手折られず咲くように
鎧に狩られず そばにあるように
なにを失っても ちいさなちからでも
あなたを 胸に だいて うたってあげる
「愛するこころ」吉田美和
世界情勢が悪かったころの歌。今も充分…。
名前をつける
ネーミングについてです。
西洋占星術師界隈ではトランジットを見る時に『星読み』と言う言葉を使われている方が多いです。(ネイタルも含め『星読み師』と言われる方も)
この言葉、女性に絶大な人気をほこるある方が作られた造語なのですが、なら私も作ってしまおう(人の作った言葉を勝手に使うのもなーと思い)と至り、星を読むことを『コスモみ』と言っています。コスモを見る、です。これは動詞なのですが、名刺として使う時には『コスモセンス』と謳っています。
私はコスモみをした後にコスモセンスを書き上げた。
みたいな感じです。センスとは感じる事ですね。実際言葉に変換する時は感覚な部分が多いのでそう読んでいます。
ちなみにネイタルを見る時は『インナーコスモリーディング』と言ってます。(インナーコスモみでは語呂が悪いから…)
コスモみはコスモをもみもみするという意味も入っていますԅ( ˘ω˘ ԅ) かなりこねくり回して見ていますので。
そんな感じで、月相を読む時はどうしようかなと考えておりある日閃きましたので今回よりタイトルを変更致しました。
コスモセンス：ウンブラソリス
と読みます。太陽の影という意味のラテン語です。
なぜラテン語かというと、私の名前もお店の名前もラテン語だからです。名前をつける時にラテン語でのいい名前ができたのでそれ以降、複雑でなければラテン語を使用しております。
二月分からはタイトル画像にもつける予定です。
では最後までお読み頂きありがとうございました。
より健やかな生活のために是非このコスモセンスをお役立てください。
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