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J-popやボカロばかり聞いていた私がBTSにハマった理由がわかる 隠れ名曲3選

今や世界的ブームを巻き起こすBTS。
去年まで私は、彼らの名前は知っていても曲はひとつも知らないほど海外の曲に疎かったのです。それこそ。嵐をはじめとしたジャニーズや星野源やゲスの極み乙女などの典型的なJ-pop、ボーカロイドなどを学生時代から好んで聴いていました。

そんな私に衝撃を与えたのは
BTSの「Dynamite」です。

音楽の日に出ていた彼らのパフォーマンスは、衣装、舞台セット、カメラワーク、ダンス、歌、音楽の全体的なムード、歌詞の意味、声質、彼らの表情や仕草などなど全てが私を魅了しました。


しかし今回は、
Dynamiteから入ったものの韓国語がわからない私がズブズブとBTSの沼に入ってしまった彼らの隠れた名曲をご紹介していきたいと思います。


正直、かなり迷いに迷った選曲です・・・。
「どれだけ私に音楽的な衝撃を与えたか」という観点で選曲してみました。


No.1 「Anpanman」


初めて聴いた方は、名前で驚いた方もいたのではないでしょうか?
そうです、実はあのアンパンマンです。

モデルとなっているのは皆さんご存知「それゆけ!アンパンマン」です。
簡単に歌詞を要約すると

バッドマンみたいにかっこいい車もないし、
スーパーヒーローみたいにすごい力もないけど
君にチカラ(頭のアンパン)を分けてあげられるような
そばから君たちに元気をあげられるような
そんなヒーローに僕はなってみせるよ

といった感じの曲です。

BTSの方々は音楽やファンに対して誠実な事で有名なアーティストです。
自分たちに特別な力はないけれど、みんなに力を与えられるような存在になりたい、という気持ちがこもった楽曲になっています。

これはBTSのメンバーが自分たちで制作した楽曲なのですが、
このような直向きな気持ちをストレートに表しながらも、Popでかっこよくてつい歌ってしまうようなリズムとラップがたまらない、こんな音楽作ったのすごいな、と思ってしまった曲です。

そして、日本のキャラクターがモチーフになっていることが嬉しかったというのもありますね。やはり自国のコンテンツが海外でポジティブな影響力を持っているというのは自分の事のようにうれしく感じてしまいます。


コソッ)宣伝になりますが、こちらの曲の和訳カバーした動画を上げているので、
気になった方はこちらも是非ご覧ください↓



No.2 「Mikrokosmos」


こちらの楽曲は是非
夜、星空を眺めらながら、
またはベッドの中で目を閉じながら夜空を想像して
聴いてみてほしい曲です。

「Mikrokosmos」日本語で「小宇宙(韓国語でも同じ意味・発音)」です。

歌詞の全体的な意味は大きく括って伝えられないのですが、
歌詞の和訳を見なくとも、歌自体の綺麗さに聞き惚れてしまう楽曲です。

何よりこちらの楽曲は、
コンサート映像とともに聞くと意味がよく伝わってくる歌詞になっています。
会場のペンライトがまるで星空のような景色になっているのですが、
歌詞の中で「星」「光」「人」「景色」という言葉がたくさん出てきます。

一人一人が違う輝きを持ち、
一人一人が違う場所で輝く。

暗い闇の中を照らしてくれる星あかり
僕らが輝くのは星あかりに照らされているから。

といった内容が含まれている曲です。

コンサート会場バージョンもこちらに貼っておきますね。


コソッ)またまた!宣伝になりますが、こちらの曲も和訳カバーしているので気になったらみてみてください...! ↓



No. 3「HOME」



こちらの楽曲は初めて聴いた時、衝撃を受けた曲です。
私はジャズテイストの曲が結構好きで、昔のアメリカの曲なども一時期映画のサントラなどでよく聴いていました。

そんな昔のゆったりめのジャズに近いテイストで、聴いた瞬間に好きになってしまいました。
まさに自分が好きな曲だこれは、と脳がいっていました。

歌詞の全体的な意味としては、完全に個人的な解釈が入ってきてはしまいますが、

・HOME=ARMY(BTSのファンの総称)かのような表現
・歌詞の中にはBTSが考えていた「トップからの景色」と今見ている景色は何かが違うという違和感などが描かれている
・今ファンでいてくれている人だけではなく、去ってしまったであろうファンの人たちへの感謝がこもっている

などが描かれています。

こちらの楽曲の中には、デビュー曲に含まれている歌詞や他の楽曲にも含まれている歌詞がいくつかあり、全てがストーリーのように繋がっているので、気になった方は調べてみてください。

ちなみに一つだけ紹介すると、2番のラップパートで「Big cars, big house, big rings」という歌詞があるのですが、これはデビュー曲のラップパートの中にもある歌詞でして、おおまかに要約すると「デビュー時はこの三つが欲しいと夢見ていた、今はそれら全てを手に入れたはずなのに満たされないのはなんでなんだろう」みたいな感じです。

BTSの楽曲は自分たちで制作しているものが多いため、彼らの心境の変化なども歌詞から読み取れ、込められている意味合いは結構深いです。
その観点でもいろんな楽曲を聴いてみると面白いかと思います。


コソッ)またまたまた!宣伝になりますが、こちらの曲も和訳カバーしているので気になったらみてみてください...! ↓


今回はこの3曲を紹介致しましたが、本当に本当に悩みに悩んでの選曲なので、他にもテーマに沿って楽曲紹介できる機会がありましたら書いていきたいと思います。

ちなみに、最後の楽曲のように考察が飛び交うシリーズがBTSの楽曲では多いため、私もたまに考え過ぎて考えながら聴きたくなくなってしまうこともあるのですが、考察抜きでも十分いい楽曲なので、気軽にみなさん聴いてみてください。


#スキな3曲を熱く語る

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