ありったけの「おめでとう」を君たちに


嬉しいなー。こんなに嬉しい日って初めてかもしれない。

実は私は関ジュ担をしながら掛け持ちでスノ担だった時期があった。向井康二をがむしゃらに追いかけていた時期があった。
デビュー発表もリアタイで見たし、シングルもフラゲした。
全て"向井康二"が大好きだったから。

でもそれも長くは続かなかった。理由はとても単純で、「関西にいる」向井康二が好きで関東のグループにいる向井康二を好きになりきれなかったから。好きになろうと2年くらい頑張ったけど、無理だった。結果私は逃げた。


それを機にこの事務所から離れようとしてVTuberにハマったりした。それはそれは深い沼だった。

でも、そう簡単には事務所のヲタクを辞められなかった。

ある日Twitter(現X)のTLに回ってきた写真。それは猪狩が私が好きなVTuberの話をしている写真だった。私もその動画を見た。そうしたらYouTubeのおすすめ欄がJr.の動画ばかりになった。その中で一際目立っていたのがAぇ! groupの「PRIDE」だった。
何回リロードしたってその動画が出てきた。しょうがないから見るかとか思って見たのが最後。死ぬほど泣いた。
だって、ジュニア歴長くて辛い経験ばかりしてきただろう末が「生まれ変わったって僕で居たい」って歌うんだよ。なんか末って凄いギラギラしてるな〜って、私が好きだった関ジュってこれだよなって思って気付いたら出戻りしてた。

とにかく楽しかった。私が好きだった関ジュの形がAぇ! groupだった。とにかく毎日楽しくて、楽しくて仕方がなかった。


もうそろそろデビューかな?とか思っていたら事務所のアレコレが起きちゃって、近くなったはずのデビューの文字が遠くに行って、苦しかった。
毎日私が尊敬しているあの人の悪い話ばかりニュースで報道して、責任は誰が取るのか?みたいな、まるで誰かを悪者にして袋叩きにして使えなくして笑おうみたいな雰囲気に耐えきれず、私はまた逃げた。


逃げた先はお笑い芸人さんだった。特に私はラヴィットに出ている芸人さん達を推していたから毎日ラヴィットを真剣に見るようになった。
でも、ラヴィットにはAぇ! groupがよく出る。見ないようにしてても見てしまう。逃げきれなかった。

なんかでも、Aぇ! groupをというかあの事務所関係のものを見ることにまだ抵抗感があって、見れていなかったら大晴が居なくなった。
悔しかった。
大晴の明るさに、元気に、笑顔に助けられていた部分があったから。大晴の面白かったり面白くなかったりするギャグを見ることでしか取れない疲れもあるし、何よりもビバちぇが大好きだった。


私は弱かった。5人のAぇ! groupを愛そうとしたけど、簡単には現実を受け入れることが出来なかった。
でも嫌いになれもしなかった。Aぇ! groupが正門良規が好きという気持ちは消せなかった。


僕らAぇ! groupって言いますねんの24年ver.の配信は見れなかった。というかバイトがあるからとか理由を付けて見なかった。まだ5人を見るのが怖かったから。

そこで発表された京セラドームでのファンミ。TwitterのTLで見て、流石にもうデビュー決定かなって思った。


そしてファンミも見なかった。これも僕Aぇと同じく、まだまだ5人を見る勇気がなかったから。

そこで発表されたCDデビュー。やっぱりそうだったかという感想と、やっと報われるんだという気持ちでいっぱいになって、バイト帰り号泣した。

実はデビュー発表後にAぇ担を辞めようかなとも思ったりした。だってやっぱり5人のAぇ! groupを見れないんだもん。
でも結果辞めなかった。Aぇ! groupが向かう未来をやっぱり近くで見ていたかったから。

とか言いつつやっぱり違和感を感じつつ日々を過ごし、ツアーに応募してみたら、あらまびっくり当たってしまった。これは神様から5人のAぇ! groupをしっかり愛しなさいと言われたような気がした。これ以上逃げるなって。


そこからなんだかんだする暇もなくデビュー日を迎え、CDを取りに行った。
数回CDを買いに行くことはあっても予約をして買うこと自体は3年振りくらいのことでソワソワしまくった。

タワレコに入店したらすぐめちゃくちゃデカいボードがあってデカい声が出たし、その時に初めて「デビューしたんだ」と実感した。
予約していたものを店員さんが渡してくれる時に「Aぇ! groupデビューおめでとうございます」と言ってくださって、嬉しくて嬉しくてめちゃくちゃデカい声で「ありがとうございます!」って言っちゃった。はずかし。

家に帰ったのがちょっと遅かったからファンミしか見れてないけど、発表した時の5人の涙を見て我慢していたものが全て流れ出てきた。
なかなかデビュー出来ず、同期や後輩たちが先に行っちゃって、辛いはずなのに、キツいはずなのに腐ることなくこの日まで頑張ってくれた事。事務所がグチャグチャになっても辞めずに居てくれた事。
よく頑張ったね。ファンの子達も私もそうだけど、よく耐えたねって思ったら涙を止めることは不可能だった。


結局、Aぇ! groupのことを好きで良かったと思えた。

正門良規と末澤誠也と草間リチャード敬太と小島健と佐野晶哉を好きで良かった。
貴方たちの夢を叶える瞬間をまだまだ近くで見ていたい。私にも出来ることがあれば手伝いたい。なるだけ力になりたい。

デビューおめでとう。沢山の人に愛されている貴方たちなら絶対に大人気のアイドルになれます。
末永くって言い切れないけど、できるだけ長く応援します。

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