推しとの共通点を探すレシピvol.1

<本日の材料>

・あらゆるものに感情移入する推し

・何気ない日常にツッコミを入れる推し

・昔話をリメイクする幼少の私

私の推し事のテーマに「自分と推しとの共通点を探す」というのがある。

基本的に私は自分と違うタイプの人に惹かれがちだ。自分に無いものを持ってる人というのは魅力的だし、分からないから知りたいと思う。特に推しの素直で可愛いのに、意地悪で天邪鬼な所のさじ加減がとても好き!私には絶対出来ない〜と思ってしまう。

だけどやっぱり推しとの共通点を見つけて「きゃー、私と一緒(*≧∀≦*)」って沸きたい気持ちもある訳さ。人間だもの。(みつを)

今のところ私と推しとの共通点は「本好き」「好きな子はいじりたい」「黒髪」「人間」くらいなものだ。だから推しのツイートやらツイキャス配信やらから些細な「一緒だ!」を見つけるのが密かな楽しみ。なので「推しとの共通点を探すレシピ」はシリーズ化するのである。

前置きが長くなったが、ここからが本題。

先日推しがツイキャス配信をしていて、封を切った時に1つだけ隔離されるガムの気持ちや攫われたピーチ姫の気持ちになって「おかしいだろ!」と突っ込みを入れる場面があった。それを聞いていて「ん?んん?この感じなんか理解出来るぞ」と思った私がいた。

生活をしていてこれ考えたやつどういう心理なん?と思う事が多々ある。

例えばトイレのスリッパ。あれ必要あります?めちゃくちゃお金持ちで「ウチはトイレが4畳もあんねん」とかいうお宅は分かるよ!でも大抵の家は1畳あるかないかの広さでスリッパを履いたとしても、ほぼ歩くスペースは無いと思う。スリッパにしてみたら履かれて歩かれてなんぼでしょ!いや、トイレに配属されてる時点でなかなかにテンション下がってるのに仕事させて貰えないのよ!不完全燃焼、悔いだらけのスリッパ人生!そんなスリッパの気持ち考えた事あんのかよっ!責任者出てこい!てな事を日常的に考えがちな私。

あぁ!!もしやこの感覚と似ている!?

と1人大興奮していた。

さらには攫われたピーチ姫の気持ちになり「一国の姫攫われてんのに、助けにくるのおっさん2人って!しかも走ってくんなよ。せめて馬乗れさ。(※私の推しは長崎県民のため常に長崎弁)」などとツッコんだりしている。その話を聞いてはるか昔の記憶が蘇ってきた。

事の発端は桃太郎。昔話というのは、ツッコミ所が満載なものだ。桃から生まれる所から始まって、すくすく成長したかと思いきや突如鬼退治に行く桃太郎。え?神様からの贈り物と思って大事に育てた子を1人で鬼ヶ島に送り出しちゃうん?お供は犬、猿、きじだけで本当にいいの?しかもきびだんご1個で遠足気分で着いてきてるんよ!と全然話に集中出来なかった小学生の私。そもそも鬼に生まれた時点で退治される事が決まっているなんて間違ってる!たとえ人を食ったとしてもそれは単なる食物連鎖の一環だ!

という謎の正義感をもとに書いたよね。リメイク版桃太郎。不条理にも桃太郎に攻め込まれた鬼達の動揺を描いた話だった気がする。「青鬼は更に青ざめました」的言葉遊びを挟みつつ、(そう言えば推しも言葉遊び好きよね)当時覚えたてのワープロ練習がてらに。あの頃から文章書くの好きだったな。あっ!推しも文章書くの好きと言ってた。

共通点に「文章を書くのが好き」も追加しとこ。



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