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対話- PUBLIC DESIGN LAB.

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あたらしい公共のあり方を模索し、実践する人々や活動を紹介します。
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#ケアとまちづくり

汽水域のサービスデザイン

PUBLIC DESIGN LAB.では、分散した資産をネットワークとして組み合わせ、サービスデザイン思考によって価値を共創する「あたらしい公共」を探究するための研究・実践活動に取り組んでいる。公共におけるサービスデザインの注目度はここ数年で徐々に高まっており、行政DX、スマートシティ、シビックテック、市民共創など、さまざまな文脈で「サービスデザイン」というキーワードを見かけるようになった。 と同時に、サービスデザイナーが活躍するフィールドは、企業における事業開発にとどまら

汽水域のサービスデザイン#6:ケアをひらくデザイン | Guest:ケアと暮らしの編集社 守本陽一さん

PUBLIC DESIGN LAB.がお送りする「汽水域のサービスデザイン」。第6回目となる今回のテーマは、「ケアをひらくデザイン」です。 兵庫県豊岡市に、「だいかい文庫」という小さな図書館があります。表向きは私設図書館ですが、「ケアとまちの接点」というコンセプトの居場所の相談所でもあり、現役の医師や保健師の方々が運営に携わっています。「だいかい文庫」とは一体どのような場で、どういう経緯を経て生まれたのか? 今回は、だいかい文庫を運営されている「一般社団法人ケアと暮らしの編