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対話- PUBLIC DESIGN LAB.

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あたらしい公共のあり方を模索し、実践する人々や活動を紹介します。
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2021年12月の記事一覧

汽水域のサービスデザイン

PUBLIC DESIGN LAB.では、分散した資産をネットワークとして組み合わせ、サービスデザイン思考によって価値を共創する「あたらしい公共」を探究するための研究・実践活動に取り組んでいる。公共におけるサービスデザインの注目度はここ数年で徐々に高まっており、行政DX、スマートシティ、シビックテック、市民共創など、さまざまな文脈で「サービスデザイン」というキーワードを見かけるようになった。 と同時に、サービスデザイナーが活躍するフィールドは、企業における事業開発にとどまら

汽水域のサービスデザイン#1:都市と地方をまたぐ「野良サービスデザイナー」の生態 | Guest:MIMIGURI 明間隆さん

PUBLIC DESIGN LAB.がお送りする「汽水域のサービスデザイン」。このシリーズでは、複数の領域が混じり合う「汽水域」でサービスデザインを実践している方たちをゲストに迎え、その人が自分のフィールドや職能をどのように捉えていて、どんな実践をしているのかを、ラジオ形式の対話によって探っていきます。 第1回目は、東京と新潟という2つの拠点で活動されている株式会社MIMIGURIの明間隆さんをゲストにお招きして、『都市と地方をまたぐ「野良サービスデザイナー」の生態』という

大牟田未来共創センター:「匂い」を呼びさます地域経営 〈後編〉

本記事では、前編に続き大牟田未来共創センター(愛称:ポニポニ)の原口 悠氏、木村 篤信氏をゲストに迎え、新しい地域経営のあり方についてお話を伺う。前編では、ポニポニの現在の活動やそこに至る背景についてお伺いし、「助ける/助けられる」という形で役割を固定化すること自体に対するそもそもの違和感や問題意識を提起した(前編の記事はこちらから)。 後編では、ポニポニの理念の中核を担う「パーソンセンタード」という概念を軸に、その人間観や、地域に対する外部人材の関わり方について探っていく。

大牟田未来共創センター:「匂い」を呼びさます地域経営 〈前編〉

ファシリテーターか当事者か。地域でデザイン活動をする際、地域に入り込み当事者になることが、成果を出すためのセオリーとして語られることがある。実際に地域の方から「こちらの地域の出身者はいませんか?」と訊ねられたこともある。情熱を持つ適任者を探すよい方法だと思う。一方で、それは地域とデザイナー双方にとって、情熱に依存した窮屈な構造ではないか、とも感じていた。 そんななか、今回の取材では、福岡県大牟田市で大牟田未来共創センター(愛称:ポニポニ)という地域に根ざしたリビングラボの運営