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あさ。トマトの芽は枯れた。かなしい。トマトの成長を見込んで、土が25リットルで5袋ぐらいある。あとめっちゃでかいプランターもある。近日中に苗を買いに行くつもりだが、もう今から野菜苗なんか売ってないんじゃないかと不安になってくる。

まあそれはそれとして。昨日は脇堀雀緑地線というワードを思いついた。これは電線とかにとまって脇を掘ってる雀を見かけたときに使う言葉である。緑地線は切れ字みたいなものである。

まあ雀は基本かわいいのだが、鳩である。バスのロータリーとかで座って待ってると、細い鳩と首ねっこたぷたぷの鳩がいて、たぷたぷのやつが細いのを追っかけ回すという光景にしょっちゅう出くわす。
こっちから見れば、ただ単に首ねっこがたぷたぷなだけのくせに、めっちゃ偉そうに執拗に細いのを追い立てるし、細いのも細いので、反撃せずに早足になって逃げて、両者はずっとくるくるロータリーの後ろのれんが舗装の空間をくるくる回ってる。

このくるくる回ってるとき、細い鳩がフェイントで横にステップをとり、たぷたぷが真横に来た時に目を突いてぎゃあああ!とか、そういうことは起こらない。

自分だったら絶対そうするとおもうのだが、鳩になったら無理なのかもしれない。というか、細い鳩がそういうフェイントで目を突く世界では、たぷたぷの鳩も目を突いてくるのである。

ということは、自分だけが記憶や意識を引き継いだまま転生しなければならないのである。

しかし、自分の脳の容量を鳩に入れるとなると、アフロか何かで隠さなければならなくなる。

いや、アホすぎて、きっちり鳩の中に収まるかもしれない。miniSDの2GBぐらいで全然入るかもしれない

というか、もう鳩でも人間でも首根っこのSDカードをぐいっと押しこんだらシャコっとSDカードがでる仕様にして、好きになりたいものになれればいいのかもしれない。マトリックス仕様である。

だから、ロータリーで鳩同士がぐるぐるしてるのがあまりにまどろっこしい場合は、細い鳩のSDを抜いて、自分のSDを入れてたぷたぷの鳩を撃退し、うつろな目できょときょとしながらロータリーで腕をパタパタさせている会社員のわたしを見つけてSDカードを差し直す、といったことが可能になる。

というのも、老人なっても○○を歌うのか問題というのがわたしの中にある。つまり、わたしの固定観念、老人になったら演歌だろうみたいなところがある。
だから、私の中にあるBOY MEETS GIRLとか、月光とか、美しき人間の日々とかを、天城越えとか、夜桜お七とか、川の流れのようにに書き換えなくてはヤバいのではないかという問題意識の表れである。しごと


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