0924

207→203
なぜ仕事なのか。撫でながらデグーのまつげを見るのが癒しである。

 バルーン照明スロっカス忠信

↑昨日、出勤途中に何か思いついてメモったのだが、うまく解凍できない。
たぶんだが

「おれが5スロで遊んでると、隣に座る気配がした。まさかこんな過疎店でわざわざ隣に座ってくる、不気味だ。視界の端は黒いスーツっぽい。
おそるおそるレバーオンしながら横目でチラ見すると、それは子供に敬語で話しかける浅野忠信のようなものだった。
ああ、おれは、とうとうおれにも子供に敬語で話しかける浅野忠信のようなものがきたのか、と思った。
すでに俺と「のようなもの」の背後の両サイドには工事用のバルーン照明が二個炊かれていた。本物かわからない絶対偽物の赤絨毯。
俺は子供に敬語で話しかける浅野忠信のようなものとは何も話さなかったが、おれのゆるゆる人生のなかでもそこそこきびしめな契約した気がしたし、なんなら魂もちょっと持っていかれた気がした。
気づくと「のようなもの」は退店し、すでに照明もなかった。俺は惰性でレバーオンしていて、ATに入ってたっぽかった。このキャプテンパルサーには設定1の浅野忠信のようなものが入ってた(俺には既にそれが"視えた")。おれは惰性でコインを揉み込むようにして、いろいろなことを忘れようとした……」

なんかこういうことだったと思うのだが、こうだったかわからない。あと

 消臭力

単語だけのメモである。これを解凍すると、たぶんこうで

「彼女は俺が好きだと言った。
 消臭力は米の形をしてる。
 フタの持ち上げ具合で芳香の具合と消費量が違うというのだが
 それと同じで
 まったく信じられなかった。

 俺がその通り言うと彼女はその場(ケント)で消臭力を2つ買った。
 ひとつは一段階持ち上げ、もうひとつは全開でやってみて
 減りを比べてみればいいと言う。

 1Kのキッチンには1段階、9畳のリビング?には全開のやつを置いた。
 気づくともう両方ともカラカラになっていて
 彼女もとうにいず、
 まだでも振ると充分匂いがする。」

みたいなことなのだったと思う。

 メンバーシッピングニュース

これはたぶん単なる思いつきである。
1 いつも思いつきをスマホにメモし、それらを日別にコピペして、ローカルの日記に流してく。
2 さらにローカルの日記をはてなの非公開日記に入れる。
3 時間が経ったらランダムに読み返す。すると、はてなが昔書いた日記のうち、読んだ日記とにてるっぽい日記をいくつかピックアップしてくれるので、それを読んでいく。
4 その中から、面白いと思ったものを取り出して、なんかごじゃごじゃやって、詩です!とかいって同人に送ったり、ときどき現代詩フォーラムに投稿してみる。

個人的には「詩です」といって、ひとつの単元のような感じで、いかにもある特定の読まれ方を期待したたたずまいそのものが気にくわないところがあるので、そういうものは基本的に文章の中に入れ込んでしまって、矮小化?というか、崩したり延ばしたりよごしたりはしょったりして、ちょっとよくないことのようにみえるようにする。
けれども、結局置かれる場所のことを考えてみた場合、やっぱりひとつの単元としてあったほうがよくて、そこにあえて文章みたいなものを載っけるということは逆に作為的なのでは?みたいなループものに陥る。
そもそも、そういう行為(をやってるっぽく見える)を他人がやってるのをみたとき、ほとんど読む気がしないのも確かなので、なぜそれを「自分だったらワンチャン読んでもらえるかも?」などと毎回信じてしまうのか?
結局世の中サービス精神がないと読んでもらえないのか。
でもできるだけ自然にサービス精神とつながりたい(ハッシュタグみてえだな)というのもあって、なんかそのへんでいつももやもやしている気がする。
こうなってくると、逆に、素朴に信じきっているほうが逆によほど自然でいいような気もしてくる。
たぶん長く残るという保存性を高めるには水分を飛ばす工程が必要であるが、それをやった場合、ぶがあるのは明らかに作家とか本読みとか教授とかであり、市井の人は素朴に書いて、教授とかに「昔にはほら、こういう素朴ないいのもあったのたよ」みたいな紹介のされ方を死んでからされるみたいな感じになるので、それはそれでむかつく。
だからいかにそういう流れから逃げて、いい場所に行くかというのが問題になる。いい場所というのも結局あまりいいところではない。
結局なにかするしかないという話になると、結局ふつうに働いて慰みとしてふざけた詩を書いて死ぬというのがかなりいい線いってることになるが、もう少し複雑にと思う。もともと根がリベラルにできてるので、働くとか基本無理である。だからリベラルな仲間の中で擬態しながら働かないでごはんもらったりしたいという気持ちがないではない。でもそれももう無理ってなったらの話で、当面は仕事してわけわからんこと書いてそういう感じで生きていきたい。あまり深刻にならずに、かといってメメントモリな感じで。



浅野忠信のやつはなんか両足の間に両手をだらんとおろし、座面の上には意思のない両手が股間のスペースで自然と握るともなくくっつけられていた(表現が難しい…俺の語彙力では無理)がレバーオンはできている気配がする、とかあってもおもしろいのかもしれない。口は閉じていて、あごはあがってない。のけぞってはいない。要は意識がないとか、やる気がないわけではない。かといって前のめりでもない。あとは画面の反射で顔が光っていないとか。

しごと

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