出かけるまでめも
日記はダイアリー、日誌はログと言いますが、ログは丸太、昔むこうで海の距離を測るのに船の上から丸太をロープで等間隔に結んだものをほおりこんで測ってた、というわけで、それで日誌のことをログと言うようになったそうです。ログハウスとかのログといっしょですね。仕事でも、なんか区切りのないものを「海」のようだと捉えますと、そこにほおりこむ丸太としての「ログ」があると便利というか、自分の距離、軌跡、今回船なので航跡とでもいいましょうか、そういうのがあると自分のやってる漠然としたことのすすみがわかりやすくなりますね。わかった気がするとでもいいましょうか。また、夏目漱石の草枕の冒頭じゃないですけど、情に棹をさすのはむずかしいですけども、時に棹をさす、あくまで擬似的にですけれどもログ、日誌をとるという形で、自分自身の航跡や距離を引き継ぎ、受け渡すということは(ほんとうに、あくまで擬似的にですが)可能なわけです。
「本ってな、二百冊あんねんで」
もっとあるわ
ここで頭を洗い終え、わたしは洗面器につけおいたペットの毛布を両手で揉み洗い、絞り切り、風呂からあがった。
あとは空気清浄機を衣類乾燥にして、吹き出し口の上にペット毛布を置き、上に重しになるもの(今回はケージのサイズと合わなかった木製のステージ、大きな下駄とか羽釜のフタのようなものをイメージしてくれれば…)を上に置いて、羽板の動きで毛布がずり落ちないようにして、首にせっけんのにおいのするスプレーをして、マフラーを羽織り、ウルトラライトジャウン、ウルトラライトダウンを着て、そろそろ出かけようか〜、というところ。今日は年末なうえ、色々出かけるところを億劫で先延ばしにしてきた細かい用事を溜め込んでたやつを一気にやらなきゃである 昨日までの自分(のび太)が、今日の自分にツケてきた案件を今日で全部やらないといけないのでサイアクー
といっても、やらなかったらやらないで済む用事も結構あって、まあ、なんか、必須ではない用件が多い。まあそろそろ出よう
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