0709
あさ。ペットが早速ウォールマリアを突破して
あれ? 逆か、もう名前エレンに改名しようかな
まあとにかく脱走して、テレビ台の下に隠れたときは出社できずに「家の事情で遅れます」と電話してる未来まで浮かんだが、なんとか俺への信頼feat.おやつにより無事ケージに帰還させることができた。
かなり焦った…。ちびまるこちゃんの鳥の回を覚えてたからすぐドアを全閉めできた。ちびまるこちゃんありがとう
それにしても朝から疲れた。
わたしのうちなるコメ欄に「信頼されてなくて草(チモシー)」とか書かれてるのが目に見える。
俺の掌は認知と陣地のあわいで揺れており、まだ陣地であって、こいつ(顔)やこいつ(声)とは繋がってないのだなと思う。でも、もうすでに愛着の時期は過ぎてしまったかのような(あなた人間、わたし動物、はいさぁなら)みたいな寂しさも感じる。なんか世話好きの、甲斐甲斐しい、いい人どまりの感じをいかんなく発揮する俺。そして強引にいかねばと失敗する俺。俺に残された道は、道は、道は〜♪
あぶない、体重測ったのを忘れていた。180gである。
なんか食ってるときは「すべてを理解したハムスター」状態で、意識がどこかにとんでる感じになる。あとは、手と戯れてるときも、草を食んでしまうと「ちきしょー、もっと戯れてーのに止まらねー」みたいな感じで齧ってることもあるのでなんか本能的なものっぽい。
いやしかし、なかなか、これがそれですよ(あなた砂浴びできたね、はい、おとふですよ)、って覚えてもらえてるのか?って疑いだすとキリないなと思う。なんか壁を張るというか、自分のなかに行き止まりを作らないと、あとは反射神経というか、すかさずこれはこれのご褒美!みたいにしてあげないと、もやんとして、「え、これは何のご褒美ですか?」みたいになってきて、だんだん舐められるというか、こいつはなんか知らんが謎のタイミングで餌くれるやつみたいな認識に落ち着いていく。
わたしはその繰り返しだった(ミサトさん)
そして、そのゆっくりの謎タイミング餌おじでも少しずつ関係というのは進んでいく(進んでいくとかではない、たぶん時間)
まあなんか元気そうは元気そう。ういやつめ…と思いつつ見てるが、気持ち的にはさんづけで呼びたいぐらいである。あと前から見たときと横から見たときで印象が結構変わる。
手の時と足の時があり、回し車の時は足、食んでるときは手として使う。手として使ってるときのちんまりした感じ、そこから少し首を伸ばすような感じがかわいらしい。あんまりフリーザと最長老みたいに寿命を縮めたくないが、距離は縮めたい。そのためにはふれあい、怖くないよという感じでやっていかねばならない。一応本で勉強はしているものの、例外状況は発生しまくり、ほとんどのことはネットの検索で解決されているが、わたしとエレン(仮)の関係はそこには載ってない。それなのにわたしはからっぽすぎるような気がして、ふいに苛まれそうになる。長い時間をかけて喪われてきた(不要だとおもって捨ててきた)「情報以外のもの」に今更、そんなものは自分にはないとおもって、あげられるのだろうか、そも、あるのだろうか、といった疑念が(一向に)拭えないのだ。そして拭えないまま時間はちゃんと過ぎる。
(これは、よく、自分で「自分みたいな人間に轢かれたらやだな」とおもうこととよく似ている。)
しごと
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