メモ、くるり類

最近ついに荒俣宏の世界大博物図鑑(普及版のほう)を買った。
出たときからずっと気になってて、時々忘れて、また気になって、ついに買った。
さすがにおっきいほうは買わなかった。しまう場所がない。

わたしは魚かウニの巻をみるかな?と思ってたけど、意外と哺乳類から見た。
めくりながら、図版がそれっぽく(齧歯類に近づいてる感じ)なってくるに従って、飼っているデグーの図版がないか見てみるモードになっていた。
生憎デグーのページは文字だけのページだったが、オクトドンの語源について書かれている。

属名オクトドンは、ラテン語の〈8 octo〉とギリシア語の〈歯 odontos〉に由来する. 臼歯のエナメル層の咬面(こうめん)に数字の8の模様があることによる. 英名デグーは南米インディオによる呼び名. 和名もこれに準ずる.

荒俣宏『普及版 世界大博物図鑑 5 哺乳類』p227 デグーの項

臼歯なので、見るのは難しそうである。
デグーの次に載ってる「ツコツコ」というのが気になってWikipediaで見たら

いかにも写真が(すく)ない動物の写真である。あとはロマサガとかの敵キャラの上半身か下半身だけ変えて使い回してる敵みたいな感じがする。下半身はデグーで上だけツコツコのスプライトにしているのである。
Wikipediaの学名一覧に全部ツコツコがつくのでみてるだけで面白い。すべて赤字リンク(参照先の項がまだ出来てない)である。

「○○ツコツコ」というのが連続してておもしろい。名付けの法則性もとくになさそうで「シャカイツコツコ」とか「シュタインバッハツコツコ」とか「ニシツコツコ」とか「ツカツコツコ」「モリツコツコ」「トンネルツコツコ」「オオツコツコ」とか、ひねったのもあれば、ストレートなのもある。
森とか大とか西とかつけてるツコツコの人と、シュタインバッハとかブエノスアイレスとかつけてるツコツコの人がいて、でも最後はみんな仲良くツコツコと名付けているのである。みんなが「西やなぁ」とか「大やなぁ」とか「トンネルやなぁ」と思ってツコツコに名前をつけている。

にしても雪がやばい。昨日もやばいと思ってたけど朝起きて見てみるとやはりやばい。今までは朝起きて積もったなぁ…はあったけど、昼晴れてて会社から帰るときにああいう景色を見たことはなかった。まっさらな雪を見て「朝に見るやつやん…」と思ってしまった。

昨日は帰ったらくるりのばらの花のMVのフルが公開されたことを知りさっそくYoutubeで見た。

見ながら聴きながら思い出すと、こういう曲はテレビが放送を終える間際のチケット情報で流れてくるのを毎夜聞いて気になっていたりすることが多かったなと思う。くるりも気になるし、イエモンの熱帯夜?とかアバンギャルドに行こうぜ?とか、なんかすごい気になるなーって思ってたし、MAD(マッドカプセルマーケッツ)も気になるしソフトバレエも気になるし、BUCK-TICKも気になるし。気になるけどひきこもってて気になるだけだった。そして外にちょっと出るようになってから自分で買って聞いたりしたのはくるりとMADだけだった。


ドクターやねんのドクターキャピタルもええねん

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