なってからの話
あさ。市民しんぶんか区民しんぶんかわからないが、毎月挟み込みの冊子(というか新聞)それをみてた。マンションでは、ポストの下のゴミ箱に突っ込まれてることも多いですが、毎回目は通すようにしてます。
後ろのほうに困りごとの相談先とかイベントが載ってて、そこに自分用のがあるかないか見てくのだが、壮年期のおっさん用のやつはほとんどなく。わたしに限って言えば、まったくない。
まず私が何に困ってるのかということを具現化しなければいけない。
見ると毎回「自分でなんとかしろってことかーー」と被害妄想じみてきてしまうのもわからんでもないが、なんかしら自分で違う繋がり方を探さねばならないが、とはいえ基本カネ本意主義のものとしか繋がれない。
載ってるものは、あと20年後とか、失業してからとか、死にたくなってからとか、とにかく「なってからの話」で、そうなるまでの話には対応しない。まあそりゃそうか。なるまでは、自己責任で自由にやれやってことだろう。
なんか、理解もできるがそうじゃないだろうって思うところもある。
アウトリーチとかワンストップって言葉が輝いてみえるが、なる前の話は、雨降って地固まる的な、雨という痛みを経由しなければ解決しない/させないという、そこで消えていく人のことはきれいさっぱり忘れてるという、淘汰概念をみんなすんなり内面化していて、まだ日本をふわっと覆ってる気がする。しごと
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