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210→211
あさ。今日もやつは元気である。今朝は回し車もそこそこに布団に奥のほうにはさまってる。頻度は減ったが、ハンモックも時々使ってるような痕跡も見受けられる。
見ていて「眠いなー…でも」みたいな「でも」の発想がなさそうで、回し車に疲れたらいつもより回してなくてもさっさと布団で寝て、また起きて回す。体からの信号に忠実である。生き方の参考にしたい。

「チャップブックの世界」は当時の事件や凶悪犯について書かれたチャップブックの紹介。さしづめ今だとわたしが無限回廊を読むようなものだろうか。

ニューゲイトカレンダーという犯罪記録の(多少盛りつつも)事実に即した集成があるらしく、なんか昔っから人々は犯罪実録ものに惹かれてたのだ。今だとネットのどれにあたるのかなとか思いながら読んでると楽しい。
スモーキングサベージとか復讐の毒鼓とか善悪の屑とか、あのへんの広告あたりって結構近いよな〜って思う。たぶんあれに惹かれる感じと当時のチャップブックの犯罪実録ものへの興味とかって似てるんじゃないだろうか。ファブルは、ちょっと違う気がする。
いざ読んでみたら思ってたのと違うけどこれはこれでなんかめっちゃおもろい、みたいな。硬軟や緩急が色々ついててこれ!という言い方ができない変な漫画。ファブルがチャップブックになって表紙に惹句をつけるとしたらどんなふうになるんだろうか。まあ今はGIF広告で、パッパッパと画像を勝手にめくって(進ませて)気になるところで寸止めできるから昔より文字に頼らんでもいいのだとは思うが、、、
あとはYahooで時々出てくる昔の犯罪のルポルタージュ系のやつとか。5ページぐらいあってなんとなく読んでしまうみたいな。
Wikipediaのヒグマのやつとか、どっかの風土病の原因突き止めるやつとか。
あとはデーモンコアとかからマンハッタン計画とかリンクを踏んでWikipediaをうろうろしてるときの感覚は結構(実録ものの)チャップブック読んでた人々と感覚的には近いんじゃないかなとは思う。
勇気づけられるとは違うけど、昔も人は同じようにいろいろ営んでたのだなー とか思うとなんか妙に生きるのが気楽になる気はする。しごt

追記:FANZAの同人の一部の雰囲気とかもある意味チャップブック的といえるのかもしれない。

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