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突然のケガ

ケガってホントある日突然起こります。

2022年12月。
助っ人で呼ばれたサッカーの試合で相手選手からのタックルを受け、右膝を傷めました。
小学生からサッカーをしてきて、試合中のケガもしたことなかったこともあり、少し油断していたのもあるかもしれません。

ホントは呼吸器のことを書いていく予定だったんですが、
せっかくなので自分の治療過程を理学療法士としての考察を落としながら
書いていきたいなと思います。

早速ですが、
診断名は、右膝前十字靭帯断裂、外側半月板損傷、内側側副靭帯損傷、脛骨骨挫傷の診断を受けました。

受傷した日が土曜日だったので、当日、翌日はアイシングして過ごし、月曜日にMRI検査で判明しました。

まさか自分がこんな羽目になるとは・・・
正直まったく予想していませんでした(笑)


受傷当日(左健側 右患側)

血腫が溜まっている状態と思われます。

一般的に前十字靭帯損傷受傷後、当初は歩行可能で徐々に血腫が溜まっていくにつれて歩行困難になるといわれていますが、自分は何とか歩行できていました。
翌日伺った当番医の整形外科でも、「前十字靭帯は大丈夫そう。側副靭帯が少し伸びちゃったかな」と言われました。

しかし、受傷の仕方(※のち記載)や、血腫の状態から推察するとやはりMRIを撮りたいと思い、月曜日勤務先の病院で取って頂き、診断をいただきました。

一般に前十字靭帯損傷のパターンは2つあり、
①非接触型と②接触型があります。
さらに受傷の仕方として、膝を内側に捻る「外反、外旋」の肢位(大腿骨内旋、脛骨外旋)をとったときに受傷するといわれています。
これは医療者では「knee in toe out(ニーイントウアウト)」といいます。

さらにこの時膝が外反(大腿骨から見て外向きに)することにより膝内側側副靭帯損傷や外側半月板損傷を生じる事があります。
これらも同時損傷する複合損傷があり、
前十字靭帯、半月板、内側側副靭帯の複合損傷を「unhappy triad(アンハッピー トライアド):不幸の三徴候」と呼ばれています。

自分はまさしくこれです。(笑)

とりあえず、今後はOPEはしようと思ってますが、、、。
とりあえず最初は頭真っ暗でした。
自分は整形外科分野でも働いたことがあり、同じ疾患で悩んでいた患者さんを沢山みてきたこともあり、かなり落ち込みました。

でも逆にこれを何か学びの機会にしたいと思い、ここで書いていこうと思います。

次回は、自分なりに前十字靭帯損傷についてもう少し詳細にまとめてみたいと思います。

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