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健康科学の教科書~エッセンシャルヘルスケア~

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本当に健康的な生活習慣を手に入れるため、最新の健康科学を学んでいます。 この知識をアウトプットしていくことで、健康科学の教科書が出来上がるはずです。 もう二度と、体調が悪くなって…
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2022年5月の記事一覧

コレステロールが悪いと洗脳されてしまった現代人!

どうも予防栄養学アドバイザーの中村です。 コレステロールや飽和脂肪酸と聞くと何だか敬遠してしまうという方がいらっしゃるかと思います。 それも仕方がないでしょう。 私も小さいころからバターよりもマーガリンが食卓に用意されていました。 実は以前はコレステロールや飽和脂肪酸が当然のように心臓病や脳卒中と関連しているとされていました。 いまだにそのように指導されているドクターもいらっしゃるかもしれません。 教科書にそう書かれていたのだから仕方ありません。 とは言うものの、絶対にマーガ

うつ病やアレルギーにも関連するリーキーガット症候群をご存知ですか?

どうも、予防栄養学アドバイザーの中村です。 食生活が乱れていると腸の健康が損なわれ、脳をはじめ全身に様々な症状が出ることが分かってきました。 『腸脳相関』とか『腸脳軸』などという言葉もよく聞くようになりましたね。 腸が脳に及ぼす影響、それから全身の至る所に生じる症状に関するメカニズムにはリーキーガット症候群が有名です。 リーキーガット症候群とはリーキーガット症候群(腸漏れ症候群)とはその名の通り、腸から便の分子が漏れることを言います。 leak(漏れる)gut(腸)です。

タンパク質は慎重に選びましょう

どうも、予防栄養学アドバイザーの中村です。 今回はタンパク質の選び方について解説いたします。 タンパク質はお肉やお魚、大豆に含まれる栄養素ですが、私たちの体を形作るだけでなく、神経の伝達物質やホルモン、酵素などの材料となって体の機能を維持するのにも重要な栄養素です。 どんなタンパク質を食べるかタンパク質なら何でも良いというわけではありません。 特に重要なポイントは必須アミノ酸(体のなかで合成できないもの)がバランスよく含まれていることです。 このバランスの良さを表す指標とし