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目標はスマートに設定する。

 目標を決めていくうえで、むやみやたらに決めていくと達成できない可能性が高まります。特に「今よりより良くする」や「発展させる」などいかにも目標としてちゃんとしているように見える目標が実は目標としては、イマイチな目標であることは、多いです。
 実際に何を持って良くなったのか、何がどれだけ発展したのか?振り返ることができないものが多いからです。たまたま定量的な指標があればわかることもあるかもしれませんが・・・。

SMARTの法則で目標をスマートに


目標設定を行うときに良く紹介されるのが、SMARTの法則です。
S specific = 具体的か(5W2H)
M  measurable =測定できるか
A achievable =達成可能か
R realistic =組織の方針と関係あるか
T timely =達成期限はあるか
頭文字をとってSMARTですが、実際に向き合ってみると意外と難しい。自分の立てていた目標が全然当てはまらないことに気づきます。特にM(measurable)の部分が難しく、数値化に手こずることと思います。また、以前の記事で書いた、R(realistic)の部分の情報収集の重要性にも気づくはずです。

5W2Hで中身を具体的に

What:何を、どうする
When:いつの何時までに
Where:どこで、どこに、指定場所
Who:誰が、誰と、誰を
Why:なぜ(理由)
How:どのようにする、してはいけない方法も
How much:いくら、経費はどこまでか
5W1Hはよく聞く話だと思いますが、2Hの2つ目のHは、How muchです。つまり、いくらか?経費はどこまでかかるかといったところです。
いい目標でもコスト度外視の目標は現実的に達成することはできませんし、お金かければ大きなこともできるかもしれませんが、継続できない目標となります。

目標設定は気軽に

目標の設定はSMARTや5W2Hを用いて考える必要があると思いますが、実際は全てを満たした目標を設定するのは難しいのが実態です。この辺のスキルは個人目標などのより具体的で細い設定をしていく際に少し意識しながら設定し、個人のキャリア育成やチーム目標設定等に使用されてください。

目標設定を学ぶことができる書籍

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