第57回理学療法士国家試験午前46ー運動中止基準ー
第57回理学療法士国家試験を1問ずつ解説。
私がどういう手順で問題を解いているかを解説しています。実戦で役立てると思います。
音声を聴きながらがおすすめです。
〈Spotify〉
それでは参りましょう!
勝因
正解以外の選択肢を消し、正解の選択肢を自信をもって答えられたので完全勝利です。
予想される間違いパターン
不整脈=ヤバいというような認識をしていると、正解の選択肢3番を選べないので注意です。
不整脈の中でもヤバい不整脈と別にヤバくない不整脈があります。
ヤバい不整脈というのは、心拍出量を著しく下げる不整脈です。問題の中なら心室頻拍がヤバい不整脈になります。
例えば単発の心室性期外収縮で1回が空打ちした(血液を拍出しなかった)としても、仮に心拍数100回/分であれば1分あたりの心拍出量の低下は1%程ですのでほぼ誤差といえます。
ですので、単発性の心室性期外収縮は運動を中止する所見とはいえません。
前回記事
※第57回理学療法士国家試験、第57回作業療法士国家試験の問題および正答について(厚生労働省)を加工して作成
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-08_09.html
いいなと思ったら応援しよう!
最後までご覧いただきありがとうございます。未来の理学療法士、理学療法士の未来のため発信を続けて参ります。今後もよろしくお願いします!