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第57回理学療法士国家試験午前34ー脊髄小脳変性症ー

第57回理学療法士国家試験を1問ずつ解説。

私がどういう手順で問題を解いているかを解説しています。実戦で役立てると思います。


音声を聴きながらがおすすめです。

〈Spotify〉


それでは参りましょう!


敗因

まずは1と2が間違いであるのは分かりました。
そして3が正解であるのは分かりました。

4と5はわからなかったので、1/2でギャンブルして外した感じです。


反省会

不正解ではありましたが、可能な限り確率を上げて回答できました。

1/2なので、他にも同じようにわからない問題があっても、同じ手順で解くことで正解を引き寄せられると思っています。

これが実力ですが、取り組んでいることは間違っていないと思っているので、今後もわからなくても丁寧に答えていきます。


ポジティブな反省は以上にして、簡単に復習します。

脊髄小脳変性症は非遺伝性67%、遺伝性33%で非遺伝性が多いです。
そのため4番は間違いと言えます。

非遺伝性の脊髄小脳変性症には多系統萎縮症が包括されています。
多系統萎縮症の中にShy-Drager症候群があり、Shy-Drager症候群は自律神経障害を呈します。
Shy-Drager症候群の有病率などは調べきれませんでしたが、非遺伝性が多いです。こう考えると、非遺伝性に比べて遺伝性が少ないと言えます。これで5番が正解だと説明できます。


前回記事


※第57回理学療法士国家試験、第57回作業療法士国家試験の問題および正答について(厚生労働省)を加工して作成

https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-08_09.html


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