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第57回理学療法士国家試験午前27ー不随意運動ー

第57回理学療法士国家試験を1問ずつ解説。

私がどういう手順で問題を解いているかを解説しています。実戦で役立てると思います。


音声を聴きながらがおすすめです。

〈Spotify〉


それでは参りましょう!


勝因

不随意運動について知っておく必要があります。

ポッドキャストでは律動的な不随意運動とは時間的・空間的に同じことを繰り返すと説明しました。
簡単に言うと、一つの動きを同じ時間、同じ範囲で繰り返す不随意運動です。

丸薬丸め運動や羽ばたき振戦など想像すると、同じような動きを同じような時間繰り返しています。


一方、チックやバリスム、アテトーゼは同じような動きにはなるかもしれませんが、同じ時間繰り返しているかと言われたらそうではありません。
よって2〜4番は間違いだとしました。


5番は少し迷いました。足関節クローヌスを想像すると結構リズミカルです。

しかし、足関節クローヌスはミオクローヌスかと言われたら、もしかしたら違うかも?と思ったのと、ミオクローヌスは痙攣のイメージがありました。痙攣だとするとリズミカルではないなと思い、1番を選択しました。


予想される間違いパターン

やはり足関節クローヌスを想像してしまうと5番を選んでしまうかもしれません。

私も迷いましたが、間違いを探した結果2択で迷えれば、天秤にかけどちらが正解に近いかを吟味することができます。

迷ってしまう問題でも、間違いを探して選択肢を狭めておくのは、正解に近づく重要な手段だと思います。


前回記事



※第57回理学療法士国家試験、第57回作業療法士国家試験の問題および正答について(厚生労働省)を加工して作成

https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-08_09.html

最後までご覧いただきありがとうございます。未来の理学療法士、理学療法士の未来のため発信を続けて参ります。今後もよろしくお願いします!