偏差値38でも理学療法士国家試験で8割以上正答できた方法
自己紹介の記事でも書いたように、私は偏差値38の高校を卒業したお世辞にも頭が良いとは言えない学生でした。
その私が如何にして理学療法士国家試験で8割以上を正答し、試験から5年以上経った今も8割以上正答できたのか。
そのエッセンスを記事にしました。
この記事が最重要ですので、ぜひ見ていただければと思います。
動画はこちら。
問題の解き方〜絶対に守るべき手順〜
一言で結論を言います。
「その問題における間違いを最初に探せ」
これに尽きます。
国家試験の問題を解く時①問題を読む②正解を探す③正解を解答する
以上のようにしていませんか?
これだと正解以外に注意が向きません。正解と勘違いして解答し、全然見向きもしていなかった選択肢が正解だったなんて経験はありませんか?
または正解が見つからずギャンブル解答をすることがありませんか?これで仮に正解しても次につながる学習になりません。間違えたら本当に何も残りません。
これらの問題を一撃で解決する方法として「間違いを最初に探す」のです。
私は①問題を読む②間違いを探す③正解を解答する、を徹底していました。
ここに自分なりの解説もしながら。
間違いを裏付た上で解答するので勘違いを減らせるし、正解を選ぶ確率も上がります。
ギャンブル解答はできるだけ避けた方がいいのですが、わかりやすいのでギャンブル解答をするとして考えてみましょう。
何もせず選択すると、正解する確率は5通り(20%)です。
一つ間違いを見つけて解答すると、4通り(25%)です。
二つ間違いを見つけると、3通り(33.3%)です。
三つ間違いを見つけると、2通り(50%)です。
四つ間違いを見つけられたら、答えは1つ(100%)です。
四つ間違いを見つけて解答できれば最高で、もはやギャンブルをする余地もありません。
最低二つは間違いを見つけたいですね。
三つ見つけられると正答率は一気に上がるので、ここまで来たいところです。
経験則ではありますが、全くわからない内容でない限り、間違いは二つは見つけられます。
ギャンブル解答は可能な限り避け、ギャンブルするとしても確率を少しでも上げてやれれば正答率は上がります。
理想は間違いを見つけた上で自信を持って正解と思われる問題を解答することです。それを解説できると最高です。
何度も言います。最初に間違いを探しましょう!
時間の使い方〜解答時間は短い方がいい!〜
重要ではありますが上の方法論に比べるとあまり重要ではないので手短にいきます。
解答時間が短い方がいいのは見直しをする時間を作るためです。
当たり前だろ!って感じですが私は5〜6回は見直しをしていました。
皆さんはここまでしていましたか?
試験時間160分のうち1問1分以内で解答し100分、残り60分のうち1回10分で見直しを5〜6回して終了なるくらいを目安にしていました。
見直しの仕方は上に書いた方法でひたすら問題を見直すだけです。
注意点
ここまで読み進めて「こんなんで本当に点数上がるか?」と疑う人がいるかもしれません。
もちろん実践できても点数が上がる保証はありません。
ただ、私はこの方法を実践し続け、本番の試験でも約5年のブランクがあっても8割以上正答できたのは事実です。
「勉強じゃなくて解き方か!この方法マスターすれば余裕じゃん!」と自信過剰になってしまう人がいるかもしれません。
魔法の方法ではないのでベースになる知識が絶対に必要です。知識がなければ間違いを見つけられません。十分に勉強した上で成り立つ方法論だと思います。
実践して即効果が出そうなのは「勉強してきた自負はあるけど点数が伸びない人」ですね。
そういう人は問題の解き方が良くなかっただけかもしれません。
まとめ
理学療法士国家試験ではとにかく間違いを探してください。
時間をできるだけ使って見直しを何回もして間違いを探してください。
十分勉強した上で実践してください。
この方法で一人でも多くの人の点数がアップしますように。
最後までご覧いただきありがとうございます。未来の理学療法士、理学療法士の未来のため発信を続けて参ります。今後もよろしくお願いします!