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個別機能訓練計画書の書き方(特養)

はじめに

 こんにちは。特別養護老人ホームに勤務する理学療法士の花です。
 私が特養で機能訓練指導員として働き始めた時、一番苦労したことが書類関係でした。病院のリハビリテーション総合実施計画書と違い、特養には決まった書式が無いからです。自治体の指導監査課の方に何度も確認しながら現在の計画書を作りました。
 そこで、今までの私の経験から特養などで機能訓練指導員をしている方(特にPT・OT・ST以外の専門職)に向けて、計画書の書き方をお教えしたいと思います。実際に私が使っている書式を使いながら何を・どこに・どのように書けば良いのか、記入例・ポイントを解説しますので、誰でも簡単に計画書を作成できるようになります。

 また、実地指導で指摘されやすい事項についても攻略法を教えますので、実地調査前に慌てることもなくなりますよ!それでは、ご興味のある方は記事をご覧ください。

個別機能訓練加算とは...

専ら機能訓練指導員の職務に従事する常勤の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護職員、柔道整復師あん摩マッサージ指圧師、はり師又は灸師(はり師及びきゅう師につ いては、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護職員、柔道整復師又はあん摩マッサージ指圧師の資格を有する機能訓練指導員を配置した事業所で6ヶ月以上勤務し、機能訓練指導に従事した経験を有する者に限る。)を1名以上配置しているものとして県知事に届け出た指定施設において、機能訓練指導員、看護職員、介護職員、生活相談員、その他の職種の者が共同して、入居者ごとに個別機能訓練計画を作成し、計画的に機能訓練を行っている場合に、1日につき12単位を所定単位数に加算できるものです。

ここでポイントとなることは...


●機能訓練指導員の職種を確認(特に鍼師灸師の方は注意)
●専従であること(看護業務との兼任は不可)
●常勤であること
●アセスメントシートを作成すること
●他職種共同で個別機能訓練計画書を作成すること

その中でも今回は個別機能訓練計画書を中心に解説していきます。細部までよくみて欲しいのでPCでの閲覧をお勧めします。

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