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理学療法学生へ、「研究」やってる?

今回のテーマは学生×研究についてのお話です。

理学療法の根底の一つであり、給料にも関係がある研究ですが、

めんどくさそうだし、卒論だけやればいいやと考えてはいませんか?

その考え。もったいない!もったいなさすぎるんです!!

大学は研究をする為の設備が揃っており、教員も研究についてはよく知っています。臨床では大学に比べると研究をする設備が乏しく、教えられる人も少ないようです。

つまり大学は研究をするのに最適な場所といえます。そんな環境にいながら研究をしていない学生は多いです。

研究をするメリットは…
・自分の価値↑
・患者へ提供する医療の質↑
・理学療法士全体の給料↑
だと私は思います!!

治療の根拠=給料?

皆さんは学校や実習で治療プログラムを立案する際、症例によっては根拠のある治療法を探すのに苦労したことはありませんか?

理学療法士の給料が低い一つの原因にエビデンスのある治療が少ないことが考えられます。

エビデンスレベルがあまり高くない事をやっている部署に、限られた医療費を十分に割けないのは病院としては当然の考えですよね!

これは理学療法の歴史が浅いこともありますが、現在のPTは臨床を極めるか、研究を極めるかの二極化しており、両方できているPTが少ないと感じています。

臨床で感じる悩みは臨床に出ているセラピストが研究をし、エビデンスの高い治療を提供できるようになることに意味があるのではないでしょうか?

そのような像になっていくためにはやはり大学で研究の知識のある教員のもとで学び、基礎的な内容を頭に入れておくことがベストだと思います!

医師の給料が高いことの一つにエビデンスが豊富であり医師の存在価値を証明できているからだと考えます。豊富なエビデンスの背景には臨床家でありながら論文を報告する2軸のスタイルを確立している先生方が多いことが言えます。

私の経験

私自身、大学1年の終わりから現在にかけて友人と二人で教員の指導のもとACLについて研究し、その際の手順であったり、まとめ方を学び、学会で2回発表したことがあります。

論文に起こす作業はこれから行っていきますが研究をして、その方法であったり論文を漁る力を学生のうちから鍛えられたことは良かったなと感じます。

まとめ

理学療法という分野はまだまだエビデンスが足りていない分野であり確立させていく必要がある。

研究は自分のネームバリューとなるだけではなく、患者へのリハビリの質の向上につながり、リハビリ科の価値が高まり全体の給料が上がる。

その研究法をタダで学べるのが「今」!

最後に

理学療法士の中で個を高める(勉強会や現場での経験)こともとても大切です。

しかし私は個を高めることと並行して研究をし、リハビリの価値を証明していく2軸スタイルで何十年先の理学療法士全体の診療報酬UPに貢献したいと考えます。


皆さんの力で理学療法に明るい未来を!!


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