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あなたは貰う側?与える側?

最近は自分のキャリアについて、自己理解に
ついて考える事が多くなっている。

その中で、他者(社会)貢献は必然のキーワードで、
自分が何者で、どのような貢献ができるのか。

そのために自分と向き合い、過去を振り返る。
そんな時の一つの視点。
「自分は貰う側か、与える側か」


自分はどっち側が多い?

過去の自分を見返してみると、
享受されてきた事や物が驚くほど多く
あった。
幼少期はともかく、社会人となってからも
与えられている事が数多くあった。
仲間、家族、愛情や優しさ、感謝の言葉・・・

与える側であった事は?
もちろん仕事は与える側にいる事がある。
純粋な貢献よりも収入を得る目的があり、
そのためには提供する事が必要だからだ。

優しさや気づかい、協働の「与える」も
純粋な与えるではなかった時が多かった
かも。。。

貰う側に偏る理由

なんで、貰う側、与えられる側に
偏るのだろうか。

考えた結果は、自分の中で自分を
認められていないから。価値を見い出せて
いないから。

他者に与える程、余裕がない状態。
つまり、自分を理解していないから。

与える側になろう

与える側になりたい!
なぜなら、自分の人生の終着時点で
どんな人だったら満足か と考える。
貰う側で人並みの生活より、与える側で
豊かな人生を送りたいと思うから。

そのためには、自己理解を深め、
行動を変容させる必要がある。

下記の手順で進めていく!

その1 自分の思考癖を知る

生活や仕事の中で、様々な選択に迫られている。
しかし、認識として多くの選択をしていると
感じない。しかし、実際は選択をしている。

感じないのは、無意識の内に選択しているから。
無意識に選択ができるのは、今までの
思考過程を反復してきたことで、すぐに反応
できるようになっているから。

しかし、これがやっかい。
反応は気づかない内に選択をしてしまう。
しかも間違った思考過程でも活用している。

意識に上がるよりも数段早く選択完了してしまう                  

だから、自分の思考癖を知るようにする。
仲間と話す時、重要な仕事を振られた時、
苦難な状況、失敗した時、嬉しい時など・・・

その2 自己防衛を活用する場面を知る

思考の癖は、その大部分が自己防衛と
考えても良いかと自分は思っている。

しかも幼い時に経験した自己防衛を
大人になっても反応として使用している事が
多くある。そのことにまず気づくことが必要。

気づいたら、どのような場面で、
どんな自己防衛を使っているのかを
自分と向き合ってゆっくり振り返る。

その3 与える側としての行動を考える

自己防衛での反応する場面を知ることが
できれば、次はイメージ上で修正してみる。

自己防衛で反応する場面をイメージし、
自分に注視せず、相手に与えたいと考え、
どのような行動が望ましいかを考える。

そして似たような場面で実行してみる。

その4 繰り返す

定着した反応は、根深く、気付きにくい。
そのため、新しい反応にするには
反復が必要。

まとめ

人に与える側になるには、まず自分を
十分に理解して、自分の存在を価値を
認められるようにすることから始める。

与える事はすぐに実行可能なものがある。
自分から挨拶、声掛けをする。
お礼を言う。
相手の長所を伝える。
など

焦らず、少しずつ与える側になっていきたい。

ここまで読んで頂いてありがとうございます。


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