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行動変容を起こしたい!!

「自分を変えたい」と思って、
本やセミナーで知識を入手したり、
少し行動をしてみたりするが、
いつの間にかいつもの行動パターンに
逆戻りをしている
そんな事ありませんか?

今回は行動変容を起こす際の
ポイントについてまとめてみました。


自己理解を深める

今までの自分を変えたいと望むこと、
よりよくなりたい と思うことは人の
本能みたいに備わっているものです。

そのため、大多数の人が変わりたいと
思っているけど、変えられないという
経験をしてきているのではないでしょうか。

しかし、変えられたという経験もあると
思います。
そこにどのような違いがあるのでしょうか。

一つには、変わりたい事に対して、
「腹落ち」しているか という事です。

例えば、禁煙したいと思ったとします。
なぜ?→健康を害したくない

これは腹落ちしている理由ではないと
思われます。真実の理由を掴むために、
なぜ?を5回繰り返してみます。

①なぜ?
→健康を害したくない
②なぜ健康を害したくない?
→仕事ができなくなる
③なぜ仕事をしたい?
→家族のため
④なぜ家族のために仕事をしたい?
→家族を支えたい
⑤なぜ家族を支えたい?
→支える事が自分の使命で、喜びだから

これらすべてが理由になりますが、
最後の答えが自分の価値観や
やりたいことに直結していれば
腹落ちの状態となります。

そのために自分の価値観や強み、
やりたいこと、希望、夢など
自分を知っていることが、
行動変容を起こす際に重要になります。

目標設定をする

変わりたいという本当の理由(目的)を
自己理解を深めることで、知った後は、
目標を設定していきます。

目的のための目標です。

大切なのは、達成可能な短期目標、
スモールステップ方式で目標を設定します。

㌽  目標を達成するごとに自信をつけることが
できます。大切なのは達成できるために
ハードルが低すぎない設定にすることです。

動機付けをする

目標を設定したら、いよいよ実行に移り
ますが、目標に向かう動機付け、つまり
モチベーションを高くしていきたいですね。

まず、目標を達成した時の成果について
考えてみます。

禁煙の例で言えば
・病気のリスクが減る ・経済面で支出減少
・周囲の人の被害が減る 
・活用できる時間が増える
・自分に自信がつく ・禁煙を指導できる
・家族からの信頼を得られる
・健康寿命が延長し、仕事に心配なく臨める
などなど
具体的な数字を出してみると
更にモチベーションを高めやすいです。

行動のすべてを自己決定するのも大事です。
他者に言われるとモチベーションは低下
しやすいです。

短期目標を達成した際には、
自分にご褒美を与えましょう!
「楽しい」「嬉しい」などのポジティブな
感情を目標達成と結びつけます。
次の目標達成のモチベーションになります。

環境の整備

変えたい習慣化した行動を変えるには、
その習慣をしにくくする環境にする事も
大事です。

禁煙で言えば、
灰皿を捨てる、ライターを捨てる
いつもの習慣の時間に予定行動を
あらかじめ入れておく、などです。

逆に新しい行動のために、
新しい行動を促進する物や道具を
新調するなども効果があると
思います。

習慣化するまで継続してみる

デューク大学の研究によると、
私達の生活行動の45%が習慣で成り立って
いるようです。そのため、習慣化することは
重要となります。

ロンドン大学のラリー博士が出した論文で
は、習慣化(自動化)に至るまでの期間は、
18日~254日で平均で66日だったようです。
(期間に幅があるのは、挑戦する難易度に
よって期間が変わるためです)

目安としてまずは2ヶ月を継続期間として
実行してみるのはいかがでしょう。

ちなみに私の体験談としては、禁煙を成功
させた際に、4ヶ月程度で吸いたい気持ちが
無くなっていきました。

まとめ

心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる

ウィリアム・ジェームス名言

行動変容ができれば、自分に自信が
持てるのと同時に、運命をも変える
力になります。

是非、行動変容に成功して、
人生を楽しんでください!!

ここまで読んで頂いて、ありがとうございます。


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