見出し画像

ゲシュタルト乙女7周年 台日記念ツアーライブ「未来の窓」ツアー 20230618心斎橋Conpass

日本語で歌う台湾バンド、ゲシュタルト乙女。記念すべき台湾日本ツアーの初日、大阪。

今年1月に阪神百貨店の催事イベントでアコースティックライブを行ったゲシュタルト乙女。その時は、ボーカルのmikanさんとギターのKaiaki氏、2人編成での来日。そのイベントから約10日後にKaiaki氏の脱退が発表された。乾癬性関節炎を患っているとのことで、いわれてみれば阪神百貨店でのライブで、時折運指がもたつくことがあった。違和感があり嫌な予感がしたのだが、まさか脱退するとは思いもしなかった!思い返せばあのタイミングでKaiaki氏のプレイを見られてよかったな…。

現在のメンバーはmikanさんのみ。ということで今回のツアーサポートメンバーは

とのこと。
あいにくギターの鄭大刀さんのバンド、小熊乖乖さんのことを知らなくて、今回初めて音源を聞いた。ら!聞いたら!Good good musicやんかいさ!何なら再生数が少なめだし一体何なんだこのバンド?まだまだ未知だなこの界隈。
omoiさんは「P!SCOさんのやったらベースが上手い人」という認識があったから、ゲシュタルト乙女でプレイするのを楽しみにしていた。(GOTAもいいぞ)
小潘さんはfrom 粉紅噪音って、Pink Noiseさんやんかーーー!とライブに向かう電車内で気が付いた。
どえらいメンツじゃないのよ。
mikanさんの気合が伝わる。

コインケースを購入。基本電子決済だからちょっと小銭持ち歩くのに助かる。すでに愛用している。我喜屋さんのイラストの良さよ。

大阪の共演バンドはdownt。ゲシュタルト乙女とどこか親和性があるような音。邦楽オルタナバンドの未来の窓も明るい。

BGMはmikanさんのチョイスかな。印象的だったのは赤い公園の『黄色い花』。バンアパの『Eric.W』(再録ver)がフェードアウトし、SEの『看不見』が流れライブがスタート。

前回阪神百貨店でのライブを見た時は「私!ゲシュタルト乙女を!見てる!」って無性に感動してリハの時点で涙涙。耐性がついた今回はしっかりとライブを楽しませてもらった。酔い酔い~。

1曲目は『心狩り』、続いて『日曜日』。
心地良い~。全身黒コーデomoiさんクールぅ。

mikanさんのMCはしっかりどっしりとしていて熱いモノが伝わってきた。と思えば、ゆるい大阪弁を話す可愛らしい一面もあってあぁ~好きぃ。
「日本語でMCをして伝わるのが初めて」とのことで嬉しそうなmikanさん。こっちも嬉しいよ!
「コロナがあったりしたけれど、これから攻めていきますから!」と。来て!どんどん来て!そして日本人はもっとゲシュタルト乙女のことを知って!必修科目や。

メンバー紹介は自己紹介形式。メンバーそれぞれ名前を言った後に「愛してる」と言ってくれて常盤貴子もニッコリやね。

出会いの1曲『生まれ変わったら』っつぁーーーー!!!!
念願の!バンド編成での!『生まれ変わったら』!!!
"明日の日が差すのは 当たり前と思わないで"という歌詞が突き刺さる。
当たり前じゃないね、来日ライブ。

colormalイエナガさん登場。colormalは大阪のバンド。
colormalとはコロナ禍で一時流行った"うたつなぎ"で出会い、赤い公園好きという共通点で仲良くなり、今回『窓』のアレンジ・プログラミングを依頼する流れになったとのこと。
イエナガさん曰く、mikanさん、初めはかしこまったやり取りをしていてめっちゃ日本語上手いやんと思っていたら、だんだん「ええやん」みたいなラフな大阪弁になってきたらしい。かわい。
mikanさんとイエナガさんのやり取りが不思議と漫才みたいで面白い。イエナガさんも言ってたけど、本当にmikanさん、大阪人より大阪弁が上手。
新曲『窓』、イエナガさんのギターがアンニュイ。
急遽colormalの楽曲『天国』をワンフレーズ2人でコラボ。
ステージからイエナガさんが去る時に、mikanさんにギターを手渡していて「えぇ~紳士やん」と思ったら次はギターを弾かない曲だったらしくちょっと面白かったわね。

でその次の曲は『不知道』。わかってほしいの。

終盤。聞きたかった『人生ゲーム』だー!これだー!!これだみんなメモれコピれーっ!!曲間にMCを挟んでくるタイプのライブアレンジ!
「台湾人が日本語で歌っているのは変と言われるかもしれないけれど、これが私の表現したいこと。」だなんてさぁ…もうさぁ…大拍手を贈っちゃうよねぇ。応援しちゃうよねぇ。

『Dreamaholic』で恒例?のララランラランラランラランの合唱。嬉しいねぇ。1月は「声出ししていいの?ダメなの?どうなの?」みたいな空気だったもの。思い切って歌うことができた。

アンコールは『Nice to 密 you.』、この曲こんなにライブ映えする曲だったのね!グルーヴィー。

台湾のアーティストあるある、集合写真を撮影して終了。

ライブの途中で、ドラムのPCの横に緑の乖乖が置いてあることに気が付いてすっごい興奮した。実際に守り神として扱われている乖乖を初めて見たから「本物ーーーー!!!」って感動。今度神農生活に行ったら買おう。

わかりにくいがお分かりいただけただろうか

それにしてもomoiさんのベースプレイの安定感素晴らしかったな。超かっこいい。レベルの高さどないなっとんねん。
鄭さんのギターの音が控えめだったのが勿体なかった~!もっと!もっとくれー!と思ってしまったのは、ただ単に私がでかい音のギターが好きだからかもしれない。

念願のバンド編成のゲシュタルト乙女を見ることが出来て謎の達成感?が湧いた。このnoteを始めて初めの方に書いたバンドっちゅうこともあってか、感慨深いひと時だった。

先日のイルカポリスのライブでも思ったけれど、台湾のアーティストのライブに行く度に「私以外にもこのアーティストのことを好きな人ってこんなにいてるんや!」と肌で感じることができるのがたまらんな。リアルで出会うことってそうないからね。

SE.看不見
1.心狩り
2.日曜日
3.EEヨ
4.空気
5.生まれ変わったら
6.窓
7.天国(colormal)ワンコーラス
8.不知道
9.人生ゲーム
10.Dreamaholic
EN.Nice to 密 you.

ちなみに曲中にちょいちょい客席に投げ入れていた紙飛行機はゲットできなかったよ〜。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?