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15年前鍵を落とした思い出🔑

※激烈久しぶりにmixiにログインしたら、その当時書いた記事をサルベージしたので記念に載せます。改行うざい&今となっては死語と化している言葉&絵文字は15年前の名残です。温かい目でご覧ください。あの頃、私は若かった。




22:00 




コンビ二帰りに部屋の前でポッケから鍵出したら 






手からスルスルっと落ちて 







1Fまでチャリーン 







おいおいおいおいおいおい 









って思って下まで行くも 








ない。 




ない。 












真っ暗やし携帯のカメラのライト頼りに探すも 









ない。










大家に電話するも 







でない。 








110出動だ!!こういう時のための警察 







しかしアンチポリとして東葛西で有名な俺が、なぜ警察に頼ろうかと思ったのは、







夜遅くに携帯を照らしながらアパート周辺をウロウロしてて、不審者やと思われるんが嫌やったのと、







警察の人に懐中電灯借りたかったのと、重たそうな物置を動かすのを手伝ってほしかったから。








そして110に電話し、最寄の葛西橋通り周辺の派出所へ転送してもらう。







そして巡査さんと一緒に1Fを探索。警察仕様の懐中電灯で探すと 







くっそくそくそ狭い隙間に落ちてた(ように見えた) 






その隙間は壁と変な物置の間の隙間(指が入る程度の隙間) 






とりあえずその物置をどかそうとするも、 







ちょwwwwww 重いwwwwwww







物置何入ってんの?????????ビクとも動かず 






そして俺がウンウン唸っても、「我関せず」という様子でその場から動かないポリ。







やがて物置を動かす事を諦めた俺は、物置の下の隙間(15cmくらい)から、鍵を手前に手繰り寄せる手段に切り替える。 






しかし奥行きは1mくらいあり、そのあたりの木の棒では届かない。







あたりを探索。ここはアパート。雨風に晒され、ボロボロの物干し竿をゲット。






俺「これ借りていいすよね」>ポリ



ポリ「勝手にはまずいんじゃないの?」



俺「まずくないすよ」








と強引にパワーでねじ伏せ、地面にうつぶせになり、隙間を懐中電灯を照らすと、まず、ゴミが山のようにあり、鍵どころではない。







仕方ないので、ついでにゲットした火バサミでゴミを除去し続け、ようやく鍵らしきものが見える状態に。








そこへ物干し竿の先端を鍵があるらしき場所を中心に動かしてみる。








チャリーン









という金属音が!!













てごたえあり!!









しかしごちゃごちゃと動かしていると、鍵が見えなくなってしまった。







さっきの鍵らしき光は見間違えか?







否!「目利き一発」の世界で生きている俺が、あの鍵のギザギザ加減を見誤るわけがない!!









再びごちゃごちゃと動かすと、またもや金属音!!






それを何とかこちらに手繰り寄せようとするも、物干し竿の先端が丸く、鍵を引っ掛ける事ができない。 




そうこうしてるうちに 







「あとはがんばってよ」 






的な言葉を残してポリ帰宅 








お前見てただけやんけーーーー 








俺「すいませんが、懐中電灯貸してもらえますか?終わったら必ず返しに行きますから」





ポリ「それは駄目だよ(笑)使うからね」









なんやその(笑)は!!! と思いつつ、ポリ帰宅。お疲れ様でした。アンチポリに拍車がかかりましたよ^-^ 





大体、ポリってのは、なんで終始タメ口やねん!!



公務員でお前等くらいじゃー!偉そうなんは!!






ふと携帯を見ると




23:00




もう鍵の姿は全く見えず、物干しも俺の心も折れそうな勢い。






すぐ諦められないのは、家の鍵に加え、職場の鍵も付いてるからなんです!!







明日どうすんねん!!!!ががおdjふぁおjfかdじゃsjfcだjだfj





そうや!!とりあえず窓から侵入したらええんや!!






俺の部屋は2階。窓があるほうへ回り込んでみると、窓まで行けなくはなさそう。









ブロック塀に駆け上り、クーラーの空調に脚をかけ、クーラーのパイプに手をかけて、一気に窓側まで到着!!!









おいおい泥棒とか楽勝ちゃうの このアパート・・・。










って思いつつ、窓に手をかける。









あれ







鍵閉まってるやん・・・・。普段、俺鍵とかかけへんはず・・・。






OOPS!!昨日洗濯した時に鍵かけたかも!!!!









今日に限って!!!








俺の部屋は一番端なんで、もう一箇所窓があり、そこは間違いなく鍵は開いてる。(空気の入れ替えしてるから)







しかし、そこへ入るには、今立ってる不安定な場所から、ジャンプして手すりに掴まる という荒業をしなければならない。








部活やってた時期から数年、もはや、スペランカー並の虚弱体質のもやしっ子と化してしまった俺に、そんな勇気はなかった。








とりあえず下に下りる。









テンパってきた俺は、とりあえず財布を確認。所持金1000円






やべーーーーーー!!金ねーーーーーーー











テンパった俺は、今夜の宿を確保するために、








浦安在住のツレ(実家)へ電話







着うた「♪めちゃめーちゃーすっきやっちゅーねん うぅー 月曜日も火曜日も~♪」







(着うたか・・。あいつそういやコウダクミ好きやったなー)








って、普通に着うたを聞き終わってしまった=電話に出ない






くそがー 男と別れたときとかスロの誘いの時は電話してくるくせに こういう時は出やしねー!!









そうだ!!葛西に住んでる花形先輩がいるではないか!!頼れる兄貴、間違いございませんね











・・・・・。








出ねーーーー!!!!




昨日バーチャで相手を降格させて俺が昇格した上に、挨拶もせんと帰ったから根に持ってはるんやわ~!!(妄想)

※あとでちゃんと電話くれました。出れませんでしたけど。







と思ったとこで、一応ファミリーマートのATMで金が降ろせるかもしれないので行ってみる事に。










一万円、ゲーーーーーットォ!!








懐中電灯(電池別売)を購入。




商売上手めー!!単二電池×2も購入。










23:20




再び物干し竿で奮闘。物干し竿が折れる。










\(^o^)/オワタ 













もーえーわマジで。






ってことで、とりあえずドロドロの手を洗いに、ドットコム(ゲーセン)へ。






トイレには先客(T*O少年)がいて、いきなり泥だらけの手をジャブジャブ洗う俺にキ○ガイを見るような目線が刺さる。






んで、そこに中国人のツレ発見!!






うおー神はいた!!昔俺の家の近くで中華弁当を一緒に食べた思い出!!









中国人「え?駄目だよ!ボク彼女いるから。」










精神的大ダメージまでもらい、ドットコムを出る俺。







漫画喫茶のナイトパックを選び、ここを宿と決める。






コンタクト入れ等も もちろん持ってないため、






「あーコンタクト付けっぱで寝たら、起きた時に目ヤニだらけで、もののけ姫のオッコトヌシみたいになるからカナンなー」







思いつつ、漫画を物色。





しかし特に読みたい漫画もなく、明日のことを考えると集中できないわ、クーラーは効きすぎで寒いわで、テンションババ落ち。






しかし寝るにも寝れへんので、「GTO」を流し読みし始める。











2:05





GTO読破。







うおーーーーーグレートだぜ鬼塚!!!!!!









俺も諦めずに鍵探して、見つけた瞬間「グレートだぜ」って言ったるでー!!!!










自分で鍵無くして自分で見つけてグレートもクソもないわけやけど、折角上がったテンションのまま、三度戦場へ!






2:15


再びうつぶせになり、懐中電灯を照らすも、やはり鍵は見えない。しかし、あるはず・・







折れてない方の先端の物干し竿でゴミをどかし、火バサミでゴミを排除、を数度繰り返す。






ようやくゴミがなくなったところで、再び物干し竿が折れる






ほんまに\(^o^)/オワタ 









と思ったが、なんと、折れた部分が鋭利になっており、




そこを渾身の握力で曲げてみると、熊手のような形へと進化!!







天 才 現 る 。






ふふはははは!伊達に学生時代、「他教科の鬼」と呼ばれてないぜー!!図工とか美術は得意やでー!!







進化した物干し竿で奥から手前へと手繰り寄せてみる。








取れる・・・。







取れるぞー!!!!






土がーーーっ!!!!(;_q










しかし、おそらく、鍵は土に埋もれているはず・・。このまま全ての土を手繰り寄せてやるぜー!!!







3:00





何度も、ハサミムシや、ダンゴムシ、見たこともない虫と目が合いながら汗だくで奮闘。




腕は数箇所も蚊に刺され、全身汗だく。しかし黙々と土を手繰り寄せる俺。







手繰り寄せまくった土はてんこ盛り。








この中に鍵があるはずじゃーーーーーーーー!!!






てんこ盛りの土に手を突っ込み、




・・・・・・・・・・・・・・。






鍵キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ !!!!! 








言おうとしてた「グレートだぜ」という台詞は、









「うへへひゃひゃひゃ」








というリアルな気持ち悪い歓喜の声になってしまいました。






3:15



漫画喫茶チェックアウト





3:20

帰宅。ドアの前に置かれたコンビニの袋。




ポカリスエットはすっかりぬるくなり、「うまチョコアイス」は袋の中で液体へと化していたが、どうでもよかった。






いいかお前たち!!





家の中に入るまでが、お出かけだぞ!!!








ー被害総額ー




溶けてしまったアイスクリーム:¥100










懐中電灯+単二電池:¥1580












漫画喫茶ナイトパック¥1500











鍵の大切さに気がついた夜:Priceless

ー糸冬ー

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