熱が出たからPCR検査してもらった話

先日、PCR検査を受けてきたのでその体験記をここに書き残しておこうと思います。自治体や感染状況によって様々だとは思いますがこういうケースもあったということで見た人のお役に立てれば幸いです。

症状が出始めてから検査してもらう前日まで

はじめは土曜日昼寝から目が覚めたとき、少し喉が痛いなと思いましたが、エアコンをかけっぱなしで寝てたので乾燥したのかなくらいにしか思っていませんでした。夜になっても喉に違和感があり、おかしいと思ったので妻に相談しました。市販の風邪薬より葛根湯のほうがいいということで、葛根湯を飲み始めました。少しは楽になったかな。
翌日になっても熱はほとんどありませんでしたが喉の痛みだけが続き、夕方まで寝ていました。夕方起きて熱を測ると熱が出てきました(37.5℃ほど)。世間ではオミクロン株が流行っており、軽症ながらも感染力は強いとのことで、職場の誰かに移してはいけないということで上司に仕事を休ませてもらうよう連絡しました。その時点で検査してもすぐ結果が出ないことは知っていたので火曜も休ませて欲しいと言いました。月末月初で忙しいので言い難かったけど仕方ない…
その日は日曜日でしたが、その日のうちに市の新型コロナウイルス専用健康相談窓口にも電話しました。しかし、そこへ電話しても病院を紹介してくれるわけではなく、まず自分で病院を探すよう言われました。かかりつけ医が発熱外来に対応していないときは別の病院を自分で探すようにと。その程度の案内ならホームページに載せておいてくれとも思いましたが、これは症状によって対応が違うのだと思いますし、その時の医療体制等によって変わってくると思うので市のホームページに詳しく載せられないのは仕方ないのかもしれませんね。その日の晩は毛布にくるまって暖かくして寝ていたのですが、喉が痛くて寝苦しく1時間起きに目が覚めていて辛かったのでタイレノール(解熱鎮痛剤)を飲むと痛みも引きぐっすり眠れました。
タイレノール常備してた妻は神!

検査当日~検査してもらう病院を見つけるまで~

朝になって、症状は随分回復し、熱もありませんでしたが痰と鼻水が出るような状況でしたので、念の為検査してもらうことにしました。しかしここからが病院を見つけるまでが結構しんどかったです。まず日頃診てもらっている医院に電話する。なかなか電話が繋がらず30分くらいかけ続けてやっと繋がりました。折返し電話しますと言われ10分ほど待って先生から電話があったのですが、色々聞かれて結局そこの医院ではPCR検査はしていないとのこと。しかしそのお医者さんから電話番号「#7119」という救急安心センターを案内してもらいました。(これは最近よく聞く「救急車呼ぶほどかどうか迷ったときに相談する電話」です。後から調べてみると実施している都道府県とそうじゃない都道府県があるらしいのですが、#7119以外で同じような救急電話相談をしている地域もあるらしいので、これはみなさんぜひ自分の地域のことを調べておいたほうがいいと思います。)
さっそく救急安心センターに電話に出られた方に事情を説明すると、近所で発熱外来に対応している病院を2つほど教えてもらいました。
さっそく近い方の病院に電話。すぐつながったもののPCR検査は予約制で当日分はすでに埋まってしまったとのこと。さらに当日予約制なので明日の分は明日の朝電話してほしいとのこと。
なん…だとっ…
まだ9時前やぞ…
今の感染状況がひどいことを改めて痛感させられる。

仕方なくもう一つの紹介してもらった病院に電話。そこではまだ予約枠が空いているので大丈夫とのことでした。
なんとか検査してもらえるところを見つけられて本当によかったです。

検査~鼻に棒つっこむやつと検査結果がわかるまで~

さっそく予約した時間に病院へ。同じ区内とはいえ結構遠い。
病院に到着し、問診票を記入し、発熱者を見る個室の前の椅子で待つ。
先生は別室で待機していて検査のときだけその部屋に来るスタイルらしい。
先生に喉を見せて、胸の音を聞いてもらい、鼻に綿棒みたいなのを入れて終了。
検査結果が出るのが通常翌日らしいのですが、明後日になってしまうかもしれないとのこと。場合によっては木曜になっちゃうかもしれないらしい。
妻にも仕事を休んでもらっているので申し訳ない。
とりあえず帰ってきて妻に事情を説明して明日も休んでもらうことに。

で、結果は・・・?

翌日に結果が来ないことは覚悟していたんですが、翌日の16時半頃受診した病院から電話があり、結果は陰性でした。
職場と家の往復で、職場でも感染者はおらず、外食や遊びに行ったりしない生活を続けているので、もし感染しているとすれば通勤の電車くらいしか心当たりがないのでそうかなぁとは思ってましたけど、本当によかったです。
診てもらったお医者さんや看護師さん、電話対応してもらった市の職員さんや救急隊の方には感謝しかありません。
その一方で、偽陰性の可能性もありますしこれからも自粛生活は続けていこうと思います。
早く状況が落ち着くことと罹患された方への謂れなき中傷がなくなることを心より願っています。

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