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「私の小学校の後輩のミユキちゃんがあなたを好きなんだって」 中学二年生の夏休み明け。 同級生の女子、ミエにそう告げられた。 私が通っていた田舎の中学校は、三つの小学校から生徒が集まり学年が形成される。 その為中学校に上がってから初めて出会う同級生もいれば、先輩や後輩もまた然り。 私が通っていた小学校は一学年に二クラス。 全校生徒とその家族構成や家庭事情を把握することは田舎特有の慣習のようなものであり、把握が可能な程に狭い町とコミュニティ、そして少ない生徒数だ。 だがミエは
この度の令和6年能登半島地震、羽田空港での事故、年始の多数事件が起きた中で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、ご家族、被災された方々に、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。 新年一本目の記事。 もちろん祝いの言葉から書き始めるつもりであった。 少なくとも1日16時までは。 その時間、神奈川県では激しく揺れたわけではないが、船上で波に揺られるような、ゆっくりと広範囲に揺り動かされる感覚があった。 終わらない。 長い。 テレビを点けると震度7の文字。