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原田智亜美さん Oneman Live 「夏の終わり、続く夜」 @下北沢ニュー風知空知(2024年9月1日)

超強力な台風10号(サンサン)が、1週間近く迷走の上全国各地に大雨の被害を与える中、開催が危ぶまれた智亜美さんの Oneman Live「夏の終わり、続く夜」は、なんとか無事に開催できました。
下北沢ニュー風知空知への出演は初めてとのことですが、残念ながら風知空知は2024年10月で閉店とのこと。智亜美さんにとっては最初で最後の風知空知でのライブとなりました。

沙予ちゃんのピアノが綺麗なイントロを奏でて始まった曲は「透明になれなかった僕へ」
6/16のライブ以来、久々に聴く智亜美さんの生声。もう1曲目から好きだな…と実感してしまいました。

「あなた色」「ホタル」と定番曲を挟んだ4曲目は、1月の向江陽子さん企画の「Strings Live」で弦カルを交えた編成で超感動的な歌を披露してくれた「常盤色の日々」。自分の記憶が正しければ、公式ライブで歌うのは確か4回目だと思う。
もともと沙予ちゃんのアレンジで曲になっただけあって、ピアノのみの演奏で聴くのも感動的でした。歌詞も曲も最高。この曲もすごく好きです。
そして、Strings Liveに続いて今回のワンマンでも、智亜美さんの歌が終わってから静寂が訪れ、拍手が起こらないという謎の事件が勃発😅「背中合わせの君との時間」に移りました。

「常盤色の日々」が、女性目線だとすると「背中合わせの君との時間」は男性目線のラブソング。この2曲はエモエモタイムということでした。久しぶりに聴いてとてもエモい気持ちになりました。

この日のライブは、MCも多めで終始リラックスムードが漂う智亜美さん。途中に挟んだQ&Aコーナーでは、いろいろとたくさんの質問に答えてくれました。
その中で、(自分が聞いた)曲作りに関する質問の回答が興味深かった。どういう時、どういう感じ曲を作るのか…?という質問に対する回答は…
端的に言うと自分が感じた感情を、自分が主体となって曲や詞を作るのではなく、その感情を第三者をまさにフィルターにして、どう感じるかを想像することによって物語を描くように歌詞、曲を作る…みたいな説明だったと思います。 複雑な過程を経て曲ができあがることが分かりました。
そういう過程でできた曲のひとつが「明日の僕は今を生きる」ということでした。

お花と一緒に

客席から「質問いいですか?」の掛け声と共に「自分の曲で一番好きな曲は?」との質問が。この質問には流石に決めるのは難しいと。背の説明の中で智亜美さん曰く「お客様から歌の感想などいただくと、お客様ごとに好きな曲や、なぜ好きなのかというエピソードを聞いて覚えている」と。そういう理由もあって決められない…それぞれのお客様の好みの曲を覚えてるって凄くないですか?
そんな中でも「八月のまぼろし」と「青の狭間」は、普段自分が見せられない部分を表現できた曲ということで好きな曲と紹介いただきました。

音源化されていない智亜美さんの楽曲で最も新しい曲は「優しい夜とひとつの光」。自然災害や戦争に苦しむ世界の人々に少しでも安寧な時間を…という想いが詰まったであろう楽曲。まるで讃美歌のような美しい曲。この曲も初めて聴いた時から大好きな曲となっています。

そして、智亜美さんが大好きな秦基博さんのカバーで「Sally」を。秦さんの曲は今までのワンマンで一度カバーされて以来と。Sallyには空とか歌詞に出てくるので、10月で閉店となる風知空知の次のステップを祈ってこの曲を選んだとのことでした。

最後は「見えない星にて」で、アンコール無しで決めてくれました!
「来年はCDをリリースしたい」と目標も語ってくれました。
楽しみに待ちます😊

【サポート】
Pf: 岡島沙予さん

【セットリスト】
1.透明になれなかった僕へ
2.あなた色
3.ホタル
4.常盤色の日々
5.背中合わせの君との時間
6.明日の僕は今を生きる
7.八月のまぼろし
8.優しい夜とひとつの光
9.Sally・秦基博カバー
10.見えない星に照らされて

仲良しの沙予ちゃんと智亜美さんのツーショット

お花は、沙予ちゃんスタッフさん等と全部持ち帰ったそうです。
喜んでいただけて嬉しいです😃

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