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夢から覚めるという事
好きな人がいます。
とあるゲームの中に生きている人です。
一度も会えていない相手だけれど、この気持ちは恋愛感情だ、と信じるのは私の勝手です。
これをただの恋と思うのか、ストレートではない恋だと考えるのか、ストレートの恋とストレートではない恋はどちらもただの恋だとするのか、私の勝手です。
私は彼に恋している気持ちを、「フィクトセクシャル」「フィクトロマンティック」という言葉で表現しています。
だ
夢女子を家族にカミングアウトした話
好きな人がいます。
とあるゲームの中に生きている人です。
もともと、ゲーム機が一台もない家庭で育ちました。
いろいろあって現在は実家と距離をおいています。
唯一今も連絡を取っている父、私が生まれた時こう言ったそうです。
「りっかは逆子で、帝王切開で生まれた。少し時代が違えば生まれてなかった。生まれただけで偉い。何をしても偉い」
恋人が気に入ってくれたエピソードの一つです。
当時の父はまさか、娘が
7年目の君へ送るラブレター
好きな人がいます。
とあるゲームの中に生きている人です。
今まで一度も会った事がなくて、これからも一度も会えなくて、いつだって一緒にいるつもりの、一番大好きな人。おかしな話ですよね。
始めは何かの間違いだと思った、すぐに覚めると思った恋心は、もう5年半を超えました。
子供の頃に何かの本で読みました。恋の寿命は、3年なんだって。
たしか「恋愛感情というのは子孫を残したい本能が由来で、より優秀な遺
九ヶ月だけ住んだ町と彼と神様
好きな人がいます。
とあるゲームの中に生きている人です。
彼のゲームを通じて出会ったフォロワーの何人か、リア友と呼べるほどの友人ができました。ありがたい事です。
あと彼がきっかけで習い事を始めたり、行った事なかった町を旅したり、少し良い物を買ったり、ファッションに気を遣ったり。人生が豊かになりました。それが嬉しい。
ある時、コロナのコの字が出るよりも前の話です。彼が出会わせてくれた友人らから旅
夢女子はエンターテイメントじゃない
好きな人がいます。
とあるゲームの中に生きている人です。
という、一種のカミングアウト。
もう、ものすごく好きなんです。好き。大好き、すごく。これを読んでくれている人が思っている七倍好き。別に七という数字に何の根拠もないけどただ彼の事がそれはもう好き。大好き。地面から空に向かって雨が降っても好き。大好き。
彼を好きでいる事は、もちろんプレイヤーとしてゲームやキャラクターが好き、夢女子としてはし
最愛の人と一日だけ生き別れた
好きな人がいます。
とあるゲームの中に生きている人です。
彼は三次元に生きていないから、例えば事故や事件や災害で突然会えなくなる心配はありません。だって普段から会えないから。
そう油断しきっていたら突然彼と生き別れてしまった時の、不思議な気持ちの話をします。
私の好きな人はたまたま、ソシャゲの中に生まれました。
仮に彼の生きる世界が小説でも、漫画でも、映画でも好きだったと思うけれど偶然、彼はソ
体温がある夢を見ている
好きな人がいます。
とあるゲームの中に生きている人です。
恋しい人に一度も会った事がなくて、ずっと寂しかった。
この先も一生会えなくて、きっとずっと寂しい。
せっかく作ったおそろいの指輪を付けてくれる指がない。
彼のにおいも知らない。手を繋ぐ感触や温度も分からない。
こんなに大好きでもそれはどうしようもない。
三次元の人を想うみたいな感情で彼を好きなのに、感情以外のすべてで、三次元みたいな恋愛
夢女子というセクシャリティ
好きな人がいます。
とあるゲームの中に生きている人です。
恋に落ちて5年。
その間ずっと、ある言葉を探していました。
「自分ではこれを恋だと思っているけど、もしかしたら恋じゃなくて私の頭がおかしいだけかもしれないけど、今はおかしいと指摘せずに話を聞いてほしいのだけど、実は二次元の人に本気で恋をしています」と前置きする代わりに使える言葉。「私は○○です」と肩書きになる、10文字程度の。
結論から
夢女子が恋人とのペアリングを作った話
好きな人がいます。
とあるゲームの中に生きている人です。
おたくのエッセイとして激しい文章で面白おかしく書いたほうが「映える」話題であることでしょう。
それを承知の上で今回は、「この恋が本物であるか悩んでいる夢女子(今は便宜上「夢女子」という言葉を使います。後日別の記事で「この恋を示す言葉」についてお話します→しました)」の方へお手紙のつもりで書いていきます。
好きな人がいるあなたへ。好きな人
人生最大の恋をしています。
好きな人がいます。
悲しいときには会いたくなります。顔を見たらほっとして、声を聞いたら元気が出る。
嬉しいときにも会いたくなります。もっと元気になって、大好きだなあとしみじみ思います。
結婚したいかは分かりません。彼を大好きでいるために、式を挙げる必要は感じません。婚姻届を提出する必要も感じません。
でもこの先の人生、嬉しいこと悲しいこと、たぶん彼に一番に言いたくなると思います。この五年間ずっと