兵器ゲーなら槍弩兵が軍兵弓より強い?AoE4前バージョン11963と今バージョン12973のメタ

今回のパッチ12973で投石が大きくナーフされたため兵器を作る優先度がかなり下がりましたが、前バージョンまでは兵器ゲーと言われていました。

城や塔を敵陣近くにつくることで敵が突っ込めないようにしたうえで投石、スプリンガルド、遠投を揃えて行く試合展開が非常に多かったのです。
兵器を大量に作るためには金も使いますが何より木を使います。
木はすぐに集積所から遠ざかってしまうため採集効率が悪く、一番農民の作業時間を浪費する資源ですから、木を兵器に使うとなったら他のユニットに木を使いたくありません。

そのため木を温存できる槍弩兵編成のほうが軍兵弓よりも兵器を出しやすいという事情があり槍弩兵のほうが強いとか槍ゲーだとか言われていたのです。(もちろん弩兵が軍兵に強すぎるという事情もありますし後半戦で軍兵が槍に比べて優位性を発揮できていないこともあります)
兵器の比重が下がった今、果たして槍弩兵からのメタシフトが起こるのでしょうか。

さて、一方で前バージョンにおいてもひたすら大量の弓を作るビルドが勢力を伸ばしつつありました。基本的にはguz build(iaguz build)やboar rusと言われるようなルーシが即猪を狩って木のボーナスを活かすプレイですが、
それに対抗するためにやはり大量の弓を作って耐えるというスタイルも生まれました。なぜなら半端な近接ユニットでは対抗できず、馬を作っても槍でコスパよく対応されるためです。

普通の弓といえども城主に入ればベテラン(熟練)へのアップグレードだけでも攻撃力が+2されますから矢の攻撃研究と合わせれば騎士にもダメージが通ります。帝王で精鋭化しても攻撃力は+1なので(火矢こそが本命ですが)
城主直後の弓の強化は一段飛ばし感があります。実際相手の城主ユニット化と射撃防御のアップグレードが入るまではかなりのダメージが通ります。

もちろん前バージョン当時は弓をたくさん作っていると投石は怖かったですが、そこは散らした上で兵器には兵器で対抗するから、といった感じでした。
そこにきてこのパッチで投石が弱くなり、大量の弓が馬や軍兵とともに積極的に突っ込んでいくプレイもしやすくなったらどうなるでしょうか?
イングランドが使われることが増えているのは大弓ゲー時代の兆しと思わずにいられません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?