Mynaviの説明会に行ってみた

とりあえず行動しないと始まらない、と思い勢いで申し込んだMynaviの企業合同説明会に顔を出してみました。

12時から17時までの開催で、途中参加でも大丈夫だろう、と15時半くらいに着いたら、すでに人気企業の席の整理券が配布され終わっていました。
いくつか立ち見で説明会を聞いてみたものの、声が遠くて聞こえず、話している内容もホームページに載っているものばかりでした。
働く環境と人を重視している私は、社員と直接話すことができなければ意味がないと思い、適当にふらふらしていました。

その時、文系大学生がプログラミングにはまってMicrosoftに入るまで、みたいな名前の講演会が16時から始まる、という掲示を目にしました。
プログラミングには興味はないのですが、ある人のキャリアを聞くのは好きだったので思わず足を止めて会場に入ることにしました。

講演者は千代田まどかさんという女性でした。
Twitterではインフルエンサーとして活躍しているようでしたが、私は名前を存じあげませんでした。


簡単にちょまどさんの経歴をまとめると、

・中高時代に漫画にはまる、英語の勉強も始める
・私立の英文科卒業
・在学中にプログラミングにはまる
・新卒で一社だけ受けて内定をもらった会社に入るものの、
・仕事の内容が合わず三か月で退職
・スタートアップでプログラマーとして働く
・漫画家とエンジニアの二足の草鞋を履く生活に
・ある講演会に登壇したところ、偶然マイクロソフトの社員がおり、声をかけられて採用面接を受けることに
・コード面接にも合格し、今はマイクロソフトアメリカ本社所属のエンジニアとして働く

という、最後だけを見ると華々しいものです。
しかし、最終的なキャリアを考えて行動していたわけではありませんでした。むしろ、その場の欲求を満たすために行動していたようです。

英語の勉強を始めたのは、邦訳版のハリーポッターが待ちきれずに原書で読みたかったからであり、
自分の好きな漫画を「腐教」する過程でいつの間にかプレゼンテーションや営業の力がつき、
自分の描いた漫画を人に読んでもらうためには、と考えてサイトやサーバーを作ろうとしたりなど、
その時に必要だと思ったり、自分の好きなことをやっていると、振り返ったときにいつの間にか点同士がつながることを実感したそうです。

お話の最後には、今後悔していること、就活生に伝えたいこととして
・好きなことをやること
・できるだけインターンに参加すること
をあげていました。

また、Microsoftでの中途採用の面接官をしていた経験から、どれだけスキルがあってもこの人と一緒に働きたいと思えなければ採用しないと語っていました。

自分の価値観が180度変わるような教訓ではなかったのですが、ここでお話を聞いたのも何かのご縁だと思い、その後質問に行きました。

一緒に働きたいと思えても、その人がいなくなったら仕事ができなくなるのではないか、点がたくさんありすぎてどうやって結びつければいいのか分からなくなってしまった、など・・・

ちょまどさんは、私の質問に戸惑いながらも(もしかしたら、想定していなかったかもしれません)、少しずつ丁寧に答えてくださいました。
最後には激励のメッセージをもらって、その場を後にしました。



Mynaviのインターン説明会は、ただ人が多いだけで説明もよく聞けず、説明会だけのために来るのは正直意味なかったなと思ったのですが、今日の講演会のように予想もしていなかったわくわくするようなことに出会えてよかったです!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?