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純ジャパ外科医によるOET対策の処方箋 ー各論③Speaking編ー

今回のnoteは各論③のSpeaking編です。

Sは日本人の苦手な科目の一つだと思います。
自分も普段あまり英会話の授業など受けていませんでしたので、苦手意識がありました。

他の方の対策noteを読むと、とにかく相手に共感して、止まらず喋りまくるのがポイントです、と書いてあることもありましたが、自分はそれは論理的ではないし、人によってSの実力は違うしな、と思っていました。

そのため今回の各論③speaking編では、こういうことが返事として返ってきた場合に使いやすい文章や言い回しについて明日から使える定型表現をまとめたnoteを作成しています。

ぜひ活用いただければと思います。

私のSpeakingは、最初のmock testではC判定で、その後もなかなか合格レベルに到達しませんでした。そのためsoloさんの講義に加えて、留学に来ていたnativeの学生を捕まえて、とにかく対策問題をこなしてこなして50くらい終えた頃に、ようやく結果が安定してきて無事に合格できました。

Sの練習方法で有効なのは、
自分と相手のやりとりをotterなどの書き起こしアプリを用いて録音・文字化して、どういった所が表現としておかしいか、対応できなかったかを確認する
ことと思います。最初のうちは特にです。

何となく止まらず喋れた、相手も返事返してくれたから大丈夫そう、では当日の緊張感で足元を救われるかもしれません。
相手は多少間違ってても返事を返すのが仕事ですから。

また採点はその試験官ではなく、録音を聞く人が採点する仕組みです。
そのため採点官は録音された音だけで判断しますので、発音や音量や話の間にも注意してください。

自分はpaperで受けましたので試験官と対面で面接のような形でした。
試験官は俳優並みの演技をしてきますが、時間がなくなりますので必要以上に反応せず、粛々とcardに書いてあること(質問や話すべき内容など)をこなしていきましょう。

こちらの最後には、他のnoteと同様にカラーverのword dataを貼付しておきます。ご購入いただいた方はダウンロードしてご利用ください。

それではSpeakingの攻略法です。


<Speaking攻略法>


Speaking testは3 part 構成です。
①Warm up conversation (2,3分)
②Reading time(3分)
③Role play (5分)×2セット


①Warm up conversation
自分の仕事に関する数問の質問がきます。
録音はされるが採点はされません。
耳のチューニングと口の準備運動に使ってください。

②Reading time 3分
ここからが実質のテスト時間です。
なおPaper testの場合はrubric cardに書き込み可能です。
自分が考えていた5つのポイントについて整理します。

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