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■高強度インターバルトレーニン(HIIT)は、心血管代謝、心肺機能を向上させる■ミトコンドリアを増やし、オートファジーでたんぱく質のゴミを消去

 高強度インターバルトレーニング(HIIT:ヒート)は、心血管代謝への効果、心肺機能の向上に関して、裏切らない結果を出すことが、世界中の研究者によって、解明されています。このトレーニング法では、20秒間の激しい運動と10秒間の休憩とを8セット、1回あたり4分程度を日課にするというもので、これを週に4回程度行うだけでも、血管に柔軟性が生まれます。最大心拍数の70-80%を狙い、ややキツイくらいの強度を取り入れることが秘訣です。

 心血管代謝や心肺機能の向上は、この有酸素運動と筋トレのいいとこどりにより、私たちの肉体がエネルギーを生み出す効率(ATP合成)が高まるからです。私たちが体内に摂取した栄養素は、消化酵素や代謝酵素によって分解され、細胞内小器官であるミトコンドリアに運ばれて、ATPというエネルギーに転換されます。その時に必要不可欠なのが、細胞内に水素と酸素を取り込む氣の流れなのです。

 HIITを継続的に行うことで細胞内のミトコンドリアの質と量が増えます。
細胞の若返り代謝が促進されます。基礎代謝能力が上がります。体内のコレステロール値が善玉優位に変わります。脳細胞が増え、情報処理能力が高まります。脳内生理作用に良い結果、脳内ホルモンの分泌に良い効果も確認されています。筋力と体力が向上し、衰えていた筋肉が復活し、体は軽くなり、諸々の症状も消えていきます。

 高強度インターバルトレーニングは、48時間から2日まで、代謝が持続する。コスパ最高の運動ですね。

 豪西シドニー大学らの研究チームは、15分未満の高強度の運動を「低量高強度インターバルトレーニング」と定義づけ、その心血管代謝への効果について、2021年3月24日、学術雑誌「ジャーナル・オブ・フィジオロジー」にその臨床データーの結果を発表した。炭水化物や脂肪などを燃焼する能力が高まり、血糖コントロールが良くなるので、2型糖尿病の予防にも役立つことが分かりました。左心室の機能が高まり、全身により多くの血液を送り出すポンプ機能が向上。心肺持久力が少し向上するだけでも、浄化された血液が全身を循環するようになるので、心臓発作や脳卒中といった心血管系有害事象のリスクを10〜30%軽減できました。

 ■自宅でできる【高強度インターバルトレーニング】は下記のような運動です。

■【初心者向け】HIIT、 高強度ではない「LIIT」のすすめ



#アンネの法則の山下安音です。私のライフワークは、平和学研究とピースメディア。VISGOのプロデューサーに就任により、完全成果報酬型の教育コンテンツと電子出版に、専念することになりました。udmyとVISGOへ動画教育コンテンで、世界を変える。SDGs3,4の実現に向けて一歩一歩