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燃料デブリか 福島第一原発1号機内、ドローンでつらら状の物体確認

 東京電力は18日、福島第一原発1号機の原子炉圧力容器の真下を小型ドローンで撮影した画像を公表した。画像では、溶けた核燃料(燃料デブリ)の可能性があるつらら状の物体などを確認。燃料デブリは圧力容器の底を突き破ったとみられていて、撮影した状況と一致するという。
 調査は、燃料デブリの取り出し方法の検討などに生かすため、14日に実施された。原子炉格納容器に小型ドローンと無線中継用ヘビ型ロボットを入れ、別の建物から遠隔操作。事故時に核燃料が入っていた圧力容器の真下を撮影した。
 東電によると、画像では、核分裂反応を抑える「制御棒」の関連機器が脱落していて、つらら状の物体が付着していた。上部からたれ下がっている塊状の物体も確認したという。
 東電の担当者は18日夕の記者会見で「非常に有用な情報が得られた」と強調した。つらら状や塊状の物体は圧力容器のある上部から落ちてきた可能性が高いが「(この塊が燃料デブリなのか、溶けた設備なのかを)現時点で判断できない。撮影した映像などをもう少し評価したい」と語った。

 1号機では、2022年2月~23年3月に格納容器の底にたまる冷却水を遊泳ロボットで撮影。原子炉を支えるコンクリート製の台座の内壁の下部約1メートルが全周にわたって鉄筋がむき出しになっていることが明らかになった。今回のドローン調査でさらに上部の内壁を確認したが、コンクリートは残っていたという。
福島第一原発では、東日本大震災の当時に運転中だった1~3号機で核燃料が溶け落ちる「メルトダウン」が発生した。1~3号機にある燃料デブリは推計880トン。1号機は、燃料デブリの9割以上が圧力容器から落下したとみられている。

 燃料デブリの取り出しをめぐり、東電は2号機で今年10月までに作業に着手し、3号機で2030年代初頭に取り出しを始める方針。1号機は、3号機の後に取り出しを始めるとしており、検討が最も遅れている。

(福地慶太郎、矢田文)朝日新聞2024年3月19日

燃料デブリか 福島第一原発1号機内、ドローンでつらら状の物体確認 [福島県]:朝日新聞デジタル (asahi.com)

 


#アンネの法則の山下安音です。私のライフワークは、平和学研究とピースメディア。VISGOのプロデューサーに就任により、完全成果報酬型の教育コンテンツと電子出版に、専念することになりました。udmyとVISGOへ動画教育コンテンで、世界を変える。SDGs3,4の実現に向けて一歩一歩