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日本一人数が多い小学校はどこ!? 全国小学校児童数ランキング2023年最新版

いつも神奈川東部をメインにマンションや戸建て、街並みなどの魅力をツイートしている、コイルです!

今回は、日本一人数が多い小学校がどこか気になり、独自に調べてみました!

自治体や教育委員会、学校のHP、gaccom等を参照して調べましたが、まだ自分が見落としている学校もあると思います。情報をお持ちの方はコメントにて教えていただけるとすごく助かります!
(※昨年度の児童数はgaccom情報に統一しています)

では、全国TOP10の発表です

全国TOP10

第10位

第10位は1,503名で「大阪市立堀江小学校」です!

大阪府大阪市西区北堀江3丁目にある小学校です。大阪市中心部に位置しており、周辺地区では近年タワーマンションの建設が増えています。
児童数は昨年度より90名増加しています。
来年4月から地域分校が設置され、堀江小学校学区域の中で更に東学舎と西学舎の地域に分かれるそうです。
分離新設も検討されていたようですが、地元から堀江小学校存続の根強い要望があり、地域内分校という特殊な形になったそうです。

第9位

第9位は1,505名で「流山市立南流山小学校」です!

千葉県流山市木にある小学校です。つくばエクスプレスの開通により開発が進んだ南流山地域にある小学校です。
「木地区一体型特定土地区画整理事業」という開発地域内にあり、大型マンションや戸建て住宅の建設が盛んな地域です。
児童数は昨年度より125名増加しており、今年度の新入生は300名を超えています。
今年9月末日に住所名称の変更が予定されており、現在の大字木から南流山9丁目(仮)になる予定です。
また児童数急増を受けて、来年4月には「南流山第二小学校」が分離新設予定です。

第8位

第8位は1,543名で「横浜市立市場小学校(けやき分校)」です!

神奈川県横浜市鶴見区元宮1丁目に本校を、元宮2丁目にけやき分校を持つ小学校です。本校には1~4年生が、けやき分校には5~6年生が通っています。東京駅と横浜駅の中間に位置する利便性の高い土地のため、住宅や工場が所狭しと立ち並ぶ地域です。
児童数は昨年度より53名減少しており、2021年度と2022年度の1,596名がピークとなりました。
2010年〜2012年に完成した1,424戸の超大規模マンション「ヨコハマオールパークス」を学区に含む小学校で、以前は700名前後でしたが、当マンション完成以降児童数が急増しました。

第7位

第7位は1,554名で「木津川市立城山台小学校」です!

京都府木津川市城山台6丁目にある小学校です。大阪、京都、奈良へ通勤できる利便性の良いベッドタウンとして近年人気がある、城山台地区の開発に伴い開校した小学校です。
児童数は昨年度より187名増加しており、今年度の新入生は300人を超えています。

第6位

第6位は1,565名で「大阪市立友渕小学校(分校)」です!

大阪府大阪市都島区友渕町1丁目に本校と分校を持つ小学校です。本校には3~6年生が、分校には1~2年生が通っています。大阪中心地にアクセスがしやすく、周辺には大型マンションがびっしり立ち並んでいます。タワー形状の高層棟も多いです。
2006年以降に建設された超大規模マンション「セントプレイス」が2012年に当学区に編入された影響で、児童数が高止まりしています。
児童数は昨年度より54名減少しており、2020年度の1,664名がピークです。

ここからTOP5のご紹介です!

第5位

第5位は1,586名で「福津市立福間南小学校」です!

福岡県福津市日蒔野4丁目にある小学校です。福岡市と北九州市の間にある利便性の良いベッドタウンとして近年人気があり、子育て世帯を中心に流入が続いているエリアです。
児童数は昨年度より25名減少しており、2022年度の1,611名がピークです。
周辺では中学校の分離新設が予定されています。

第4位

第4位は1,609名で「神戸市立舞多聞小学校」です!

兵庫県神戸市垂水区舞多聞西2丁目にある小学校です。ゴルフ場跡地を開発した総計画戸数2,800戸の「ガーデンシティ舞多聞」という地区の中にあります。
児童数は昨年より41名増加しています。
今年度の児童数は公表されていませんが、おそらく1,600名前後だと思われます。
昨年度の児童数は1,568名でした。昨年度卒業生は220名前後、今年度新入生は280名弱と、今年度は50名前後の増加が考えられます。
この記事を読んでくださっている方で、舞多聞小学校の児童数をご存じの方はぜひコメントにて教えてください。よろしくお願いします。

(追記)
見つけてくださった方がコメントを下さり、神戸市HPより今年度の数値をピックしました!

第3位

第3位は1,716名で「流山市立小山小学校」です!

千葉県流山市おおたかの森東2丁目にある小学校です。9位の「南流山小学校」と同じくつくばエクスプレスの開通により開発が進んだ、流山おおたかの森駅周辺にある小学校です。
ご存知の方も多いと思いますが、「母になるなら、流山市」と宣伝され子育て世帯の急増が話題になる流山市の中でも、当小学校周辺が最も開発が進む地区です。
児童数は昨年度より40名増加しています。

第2位

第2位は1,718名で「流山市立おおたかの森小学校」です!

千葉県流山市おおたかの森西2丁目にある小学校です。3位の「小山小学校」と同じくつくばエクスプレスの開通により開発が進んだ、流山おおたかの森駅周辺にある小学校です。駅開業から18年経った現在でも宅地開発の勢いは止まることを知らず、人口はどんどん増え続けています。

当小学校は、「小山小学校」から2015年に分離新設された小学校です。
児童数は昨年度より97名増加しており、今年度の新入生は300人を超えています。
2021年度に「おおぐろの森小学校」を分離新設し児童数は一時減少したもののすぐに増加に転じ、来年度にはさらに「市野谷小学校」を分離新設する予定です。

最後に、栄えある第1位は…

第1位

第1位は1,919名で「つくば市立みどりの学園義務教育学校」です!

茨城県つくば市みどりの中央にある義務教育学校です。義務教育学校は9年間の一貫教育を行う教育機関で、いわゆる小中一貫教育と呼ばれるものの一つです。
2位、3位、9位の流山市と同様に、つくば市もつくばエクスプレス開業後に大きく発展しました。その中でも当学校はみどりの地区唯一の学校となっており、地区の子育て世帯の急増に伴い児童数も急増しています。
みどりの学園は前期課程(小学校1~6年生に相当)が1,919名、後期課程(中学校1~3年生に相当)が360名、合計2,279名の超大規模校です。
前期課程の児童数は昨年度より269名増加しており、今年度の新入生は400人を超えています。2018年に622名で開校したばかりの新しい学校ですが、開校からわずか5年で1,300名弱も増加し日本一になりました。
児童数急増の影響で、来年度に「みどりの南小中学校」が分離新設の予定です。

おまけ

分校なしの単独校TOP10

友渕小学校と市場小学校は分校を含むため、この2校を除いたTOP10は
1~8位:各校繰り上げ
9位:1,476名で「鹿児島市立中山小学校」
10位:1,451名で「北九州市立ひびきの小学校」
です

まとめ

つくばエクスプレスの開業効果は絶大ですね。TOP3を独占している他、2022年度と2021年度の日本一もTX沿線の「つくば市立学園の森義務教育学校」でした。
TX沿線では複数の自治体で小中学校の新設が相次いでいます。特につくば市内のTX沿いでは、2018年に義務教育学校2校、今年度に小学校2校中学校1校を新設し、来年度にも小中学校1校ずつの開校を予定しています。

最後に、繰り返しになりますが、大規模校に関する情報をお持ちの方はぜひコメントで教えてください!お読みいただきありがとうございました!

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