「苦手ですオーラ」活用禁止!
※「2015/4/27」に投稿された記事です。
こんにちは。ごきです!
今回は、私が勝手に作った言葉
「苦手ですオーラ」
について話したいと思います。
実は、私はついこの前まで
誰かに悪口を言われた時、これ見よがしに悲しい顔をしたり、落ち込んだりして
「傷付いてます、辞めて!」
と伝えるための「苦手ですオーラ」を発するようにしていました。
そうすることによって、攻撃してきた相手が
「自分が攻撃したせいで、この人はこんなにも傷ついている…。自分はなんてひどいことをしてしまったんだ!」
と罪悪感を抱いて、これからは人を傷つけないように気をつけてくれるかなという、微かな希望があったからです。
それに私は、人に面と向かって文句を言えない臆病な性格なので
当時は「苦手ですオーラ」を発すること以外に、自分を防御する方法を知りませんでした。
しかし、長年この方法を使用してきて
そんなことをしても、向こうは攻撃を辞めてくれないどころか
傷ついている私を見て、更に喜んで攻撃してくるという、超最悪な結果が待っていると分かってしまいました。
ちなみにこれは「苦手ですオーラ」の防御形態です。
実はこの「苦手ですオーラ」は
防御だけではなく、時には「攻撃」の意味を持って使用される場合もあります。
むしろ、攻撃として活用される方が頻繁です。
それは例えば、嫌いな人や苦手な人が近くにいる時
その相手に対して自分の敵意を伝えるために、わざと大きなため息や舌打ち、咳払いなどの威嚇行為をすることです。
実はこれ、された側はかなり傷つくんです!
とくに、電車や街中などで
誰にも迷惑をかけていないのにも関わらず、見ず知らずの相手にやられると
まるで自分の存在自体を批判されたような気がして、暫くヘコんでしまうことも少なくありません。
これが「苦手ですオーラ」の攻撃形態です。
防御には全く役に立たないのに、攻撃では絶大な力を発揮する...。
今考えると、「苦手ですオーラ」の活用は
ほぼ悪影響しかもたらしませんね…。
では、どうしたら「苦手ですオーラ」を出さずに、苦手な人や嫌いな人と接するか...
答えは簡単!
『苦手な人や嫌いな人にも優しくすること!』
大切なのは
苦手な人や嫌いな人をどうやって倒すかではなく
どうやったら笑顔を向けられるかだと思います。
「苦手ですオーラ」を向けられて
不快にならない人はいないと、私は思います。
もしあなたが、苦手な人や嫌いな人と接触しそうになっても
お互い敵意を向けたようなアクションを起こさない限り、今後も何事もなく平和にすごせる可能性は、格段に上がります!
そして、もし逆に相手が「苦手ですオーラ」を発してきて、その場に居づらい状況に陥ってしまった時は
迷わずその場から立ち去って、落ち着ける場所に移動することをお勧めします。
人間なんですから相性もありますし、苦手な人がいるのは当たり前です。
ましてや、向こうが勝手に売った喧嘩をわざわざ買って、醜い争いが勃発するくらいなら
その売ってきた相手にも「かっこいい大人の対応」として、優しく笑顔で接してあげたほうが
相手の戦意も削げる可能性がありますし、ずっと平和的解決に繋がると、私は思います。
無理に仲良くなる必要もありませんが
間違っても「苦手ですオーラ」を発して、敵意を向けてはいけません!
「一人のかっこいい大人」として、優しく接してあげれば、相手もあなたのかっこいいところに気づき
それがやがて、相手も「苦手ですオーラ」を使うことのかっこ悪さを分かってくれると、私は信じてます!
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