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スチレンボードの加工(立方体を作ろう◻️)

今回はスチレンボードを使って小口が見えない綺麗な立方体を作りました!

[ 使ったもの ]
・スチレンボード(5mm)
・カッター
・カッターマット
・カッティング定規
・発泡スチロール用ボンド
・マスキングテープ

技法

①一枚剥がし

スチレンボードは紙・スポンジ・紙という三層構造になっています。
一枚剥がしとは、そのうちの一番上の紙だけを剥がすという技法です。


②一枚残し

一枚残しとは一枚剥がしの逆で一番下の紙だけを残し、そこに小口面を接着することで綺麗な面だけになるという技法です。

一番下の紙まで届かないように切り込みを入れる。
→横から切れ込みを入れて切り取る。(⚠️ボードの厚さと同じ幅)
→余ったスポンジを研磨する。
→残した一枚と小口面を接着すれば全てが綺麗な面になる!


③45度カット

側面を45度にカットし、45度同士を接着することにより90度の角ができて、綺麗な面だけになるという技法です。

切れ込みを入れて、上の紙だけ剥がす。(⚠️ボードの厚さと同じ幅)
→見えてるスポンジ部分を45度くらいに斜めにカットする。
→研磨する。(面を作るのを意識、触って確かめる)
→45度同士を接着して小口の見えない綺麗な角ができる!


④V字カット

45度カットの応用編。V字にカットすることにより下の紙が繋がったまま90度の角を作ることが出来る技法。隙間さえ作らないでとても綺麗な仕上がりになる。

上の紙・スポンジに切れ込みを入れる。(⚠️下の紙に触れない深さで)
→その切れ込みの両端に切れ込みを入れ、上の紙を剥がす。
(⚠️ボードの厚さと同じ幅ずつ)
→パキッと折り返す。
→45度カットと同様


立方体をつくってみよう!

今回はさっきの四つの技法を生かし、100×100×100の立方体を作ろう!

上面・下面=100×100
側面=400×100
           上下:一枚残し
   両端:45度カット
   中三つ:V字カット    (⚠️今回の幅は厚さに合わせて5mm)

この線の書き込みが雑だと後々大変に!?ちょっとのズレも油断大敵!

45度カットの時のこのカッターの使い方が、角度や向きなど難しかったです。
練習あるのみ!

たくさん研磨してやっと全ての面を90度にすることが出来ました!

ここで問題発生!一枚残しの幅が5mmよりも少し狭かったのか、上面をはめ込むとはみ出てしまう!1ミリずつカットしてみることにしました…。

ガビーン😱失敗して一枚残しの紙にも切れ込みが入ってしまいました。
順調だったからショックです。余計なことはしないべきですね。

ラストは発泡スチロール用ボンドで接着し、マスキングテープで乾くまで一晩以上固定します。


完成です!✨

今回やってみて、初めの書き込みの正確さがとても大事だと思いました。一番初めの段階だからこそ丁寧に時間をかけて、より綺麗なものを作りたいです!

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