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競技志向って何?って話。


こんにちは。
デュエマおじさんです。

今日はTwitterで話題のあの出来事について、少し思うところがあったので語っていこうと思います。

ちなみにオブラートは一切無しです。
火の無いところに煙は立たない。





コカレロというプレイヤー……東北の人ですかね。
その人のイカサマがバレて、CSの運営の方から悪質と判断されて失格処分のみならず出禁処分も喰らって、という顛末でした。


運営側から大っぴらに「この人イカサマしてました二度と来ないで下さい」と言ってのけるのはそこそこ異例のことで、おじさんも長いことCS出てますが、文書まで出してここまで大きな話になっていることに対してかなり驚きました。
と同時に、良くぞやってくれたという思いがあります。


率直に言って、この運営の方の対処は英断だったと思います。
クロであろうとシロであろうと、嫌疑の掛かったプレイヤーがのうのうとCSに参加できてしまう状況は、他の参加者にとって決してクリーンとは言えないので。

運営やジャッジを務める方々には、このような毅然とした態度でいてもらいたいものです。
禁断爆発前のドルマゲドンがあるのにサッヴァークで攻撃したり、兄弟と当たったからトスしてあげたりと、参加者に好き放題させてしまうようなお飾りのジャッジなら不要なんですよね。




少し話が逸れました。

この件を「何故イカサマが発生してしまうのか?」という部分にフォーカスすると、CSサポートプロモの存在が一つの要因として挙げられると思います。

CSプロモ、高いですよね。
だいぶ下がりましたがデスザークは25000円、デドダムは16000円。
おじさんも銭ゲバなので喉から手が出るほど欲しいです。


CSの景品にプロモが配布されるようになって、約6年が経ちました。
今ではフォーマットごとに貰えるカードが違ったりと、公式がプロモをCSを盛り上げる要素と位置付けていることが窺えるでしょう。
そして我々プレイヤーの中では、プロモは一つのボーダーラインとして既に確立しています。
近頃ではデッキの強さの指標として、有料記事の宣伝文句としてもしばしば引き合いに出されるようになりました。
もちろんおじさんもめっちゃ出してます。



ですが、プロモ取った奴がすごいみたいな風潮自体、疑問感を拭えません。

今回、コカレロというプレイヤーがその使用していたデッキについての有料記事を公開していたことも話題になりましたね。
「ちょっと高いけど強いし結果も残してるから買ってね」ということでしたが、今となってはどうでしょう。
このような事態になってくるともう、その戦績から疑わざるを得ませんよね。
入賞した時にイカサマをしていようがいまいが、一度着いてしまった負のイメージを覆すことは至難です。

その有料記事の購入者も、イカサマで実績を作り上げたものと知っていたならば購入しなかったでしょう。




プロモ争奪戦。
その情報商材としての、有料記事。

果たして、公式はプレイヤーにこのような争いを望んでいたのでしょうか。



少し過去の話をすると、チーム戦のDMGP6thでも似たような出来事がありました。

おじさんは女に現を抜かしていたので当事者ではないのですが、チーム『ビート一閃』の千葉ビートというプレイヤーが決勝トーナメントの配信卓でデッキから5枚目、6枚目のクロックが出てきてその場で失格処分を言い渡されたそうです。



おじさんの記憶が正しければ、チーム『ビート一閃』は128位でギリギリ予選上がりだったかと思います。

氏がどの段階でデッキに手を加えたのかは今となっては分かりません。
本戦でイカサマがバレはしたものの、もしかしたら予選では正々堂々と戦っていたのかもしれません。
ですが、実際に対戦をしたプレイヤー達はどう思うでしょうか?
特に、129位で予選落ちしてしまったチームの方々の心情は察するに余りあります。

そしてその後、獲得したGPプロモが剥奪されたとかいう話も聞きません。

言い方が悪いかもしれませんが、完全に「やり得」でした。





今やデュエルマスターズは、プロモや有料記事を売るための小遣い稼ぎに成り下がりつつあります。

公式が競技志向を謳えば謳うほど、そんな綺麗事から乖離したプレイヤーが浮き彫りになっていく様はなんとも滑稽です。



おじさんはCSでよく見る「◯◯選手」とかいう呼び方がとても嫌いです。

何故なら、我々はアスリートでもなければ、ましてや紳士でもないのですから。




author,  P
2021/08/19

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