【キャストトークその1】ピエールと魔法の杖
本日の収録の感想
ピエール役:兄・佳之介【左】
シシ役:弟・暁之進【右】
兄「収録の感想かー」
弟「収録の感想?もう2ヶ月も前になりますが(笑)」
兄「もう忘れてしまってるかもしれないけれど(笑)」
弟「曖昧になってるよね(笑)」
【兄:佳之介】
今回、声優として始めて主役をやらせて頂きましたが、声優だけではなく、脚本やキャスティング、デザインやディレクションなども少しやりまして、一人親方にならないか不安ではありましたが、何とか無事に形になって安心しました。
脚本家という立場でもあるので、朝早くからスタジオへ行き、飲み物などの準備をして、出演して下さる声優さんを待っていました。
ナレーション役の山寺宏一さん、今回特別に出演して下さった、ゼフォー役の神谷明さん、他声優さんのお声を、朝から聞いて、その後に自分の声をあてました。
収録はこのようなご時世ですから、3人ずつブースに入って収録したのですが、その時に一緒に収録したのが、ウォンド役の高橋英則さんとコピーヌ役の都布良ひとみさんと一緒に収録しました。
自分自身どのようにお芝居をアプローチをしたら良いのかと、とても考えました。
とりあえず、まずは楽しみながらやろうと思って望みましたが、少し肩を張ってやってしまっていて、緊張しているのもわかったんでしょうね。
ヒデさんから、「もっと楽しんでやりなよ!」と言われました。
ポーカーフェースは得意なんですけどね(笑)それを言って頂いてからは、肩の荷が下りたのか、リラックスして、お芝居出来ました。
そういえば第三章は、暁之進と収録したのですが、その時におじいさん役の北山恭祐さんが最後まで残って下さって、見守ってくれたんです。後ろからの先輩のプレッシャーもあってか、順調に進み、無事に収録を終えられました(笑)
でも、すごい安心して収録できたなと思いました(笑)
【弟:暁之進】
今回第三章の主役をやらせて頂いたのですが、一章・二章のバトンを受け継いでの三章なので、難しい部分が多かったです。なので一章・二章も読み込んで収録に望みました。
僕も兄と同じで、楽しみながら、出来たかなと思います。
第三章は、神谷さんと結構絡むシーンが多いのですが、今回は神谷さんはお一人で収録を行いまして、その後に僕は収録したので、事前に神谷さんの収録を聴いて収録しました。
神谷さんの収録は、非常に勉強になりましたし、お芝居なども引っ張って頂いて、神谷さんのお芝居は声に圧があるのはもちろんなのですが、分厚くて、腰を抜かす程でしたが、その弟子のシシ役と言うことで、それに負けないようにやらなければというプレッシャーもありました。
でも、シシの正直な気持ちをでアプローチできたらなと持ってやりまして、僕なりにできたのではないかな?と思います。
リテイクも何度もして、途中で、「これ、今日中に終わるのかな?」と不安になりましたが、無事に終わり、素晴らしい作品が出来上がってとっても嬉しく感じております。
兄「一人ずつ喋っちゃったけど、これ、キャストトークで、クロストークだよね?」
弟「クロストークの方が良かったの?」
兄「まぁ、一人ずつ話したのが、そのまま記事になるんでしょう」
弟「(笑)一応二人での感想も入れておく?」
兄「二人での感想?」
弟「ほら、第三章では絡むわけだし。」
兄「これ、本当に終わるのかな?とは思ったよ。丸一日かかったもんね。」
弟「終わったの21時半とかだったからね。」
兄「結構時間掛かったね。」
弟「普通の収録ではなかったし、マイクワークとかも無かったからね。」
兄「一人一本でやったから、お芝居には集中できたかな。」
弟「佳之介さんスタッフ周りもやってたよね?」
兄「もう、制作陣よ。」
弟「(笑)」
兄「でも、今回声優以外の事もやってみて、今後声優としてやる上で、こうしないといけないなど、そういうのは見えたかなって思う。」
弟「普通の声優では経験できないからね!」
【次回項目】
・演じられたキャラクターとご自身に共通点はありますか?また、共感出来る部分などはありましたか?
・みなさんへメッセージをお願いします。
次回記事はこちら
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ライター:新葉 馨
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