第0話「ちょっくらアメリカ行ってくる」

まえがき

ルール

「ちょっくらアメリカ行ってくる」を執筆するにあたって、前もっていくつか定めておきたいルールがある。
それは以下の3つ。

1.絶対に嘘は書かないこと
2.宣伝広報の類は一切行わないこと
3.毎日更新すること

 1.絶対に嘘は書かない

嘘を文章に含めた瞬間にそれはフィクションとなる。
如何に面白く嘘を盛れるかという競争は旅日記の専門領域でないばかりでなく、旅日記で嘘を書かないにしても嘘の雰囲気を感じ取られた瞬間、一気に文章が陳腐化する。古今東西、ノンフィクションの皮をかぶった大ほら吹き作品が蔓延しているからこそ、ここではっきり断言しておく。事実の誇張や捻じ曲げはこの旅日記には書かないことをここに誓う。

 2.宣伝広報の類は一切行わない

特にこの「ちょっくらアメリカ行ってくる」において、自らSNSなどで宣伝広報をする気はない。なぜって、メチャクチャに恥ずかしいからだ。日本からアメリカへ留学の準備をする際、度々センチメンタルな気分に陥ることがあった。これからも、自分の弱い部分が露呈する瞬間というものが数えきれないほど訪れるだろう。それを残さずここに記そうと思うので、正直、読んでほしくない。家族や親しい友人ならばなおさら。なら最初からnoteなんかに書かなければいいのだけど、そこは僕の文章家としての魂が許さなかった。文章は、人に読んでもらってなんぼ。人に読まれない文章はないものと同じ。そういった魂の叫び(プライド)が根底にある。だから、この作品は「縁の作品」だ、ということにする。ふらっと何気なく読んだ文章が、初恋のように心を掴んで離さないことがある。そんな、恣意性のない「縁の作品」。少なくとも筆者からは恣意性を含めず、読者に全てを委ねることにする。勿論、読者がこの作品を読んで何かしら考え、共感し、他の人にシャアしてくれること、これ以上の喜びはない。ただ、自分からシェアするのは照れ臭い。つまりそれだけ。

 3.毎日更新する

日常の出来事を言語化する能力を身につけなければならない。そのためには、書くことをやめてはならない。せっかくアメリカに行って、題材があるのだから書かないわけにはいくまい。日本語版と英語版を交互に書いていくから、実質二日に一度の更新となる。
また、読んでくれる人を飽きさせないためにも、高頻度更新をしていく必要があると思った。

目的

そして、この記録作品の目的を明確化しておこうと思う。
その目的は、主に二つある。

1.記録を付けることで人生を豊かにすること
2.単純に読み物として面白い作品にすること

これについては、あまり込み入った説明はしない。根拠はあまりないからだ。

以上。
いつ始めるかは分からない。


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