美術館は月曜日休みが多いらしい

 最近忙しくて全然絵描けてないつもりでしたが、意外と描いてて纏めておきたくなったので書きます。


ボカコレの動画用に描いたミクさん。ミクさんの収まりがいいのは、デッサン人形のアプリをこねくり回したからです。色味もカラーバランスをこねくり回してます。ライティングは右からで、足やネクタイの明暗で立体感を出したいと思ったからだった気がします。これだいぶ前の絵な感じがするのに、まだ3週間くらいしか経ってないのびっくりする。


三つ編みの練習らくがきに見えるけど、三つ編みは後付けで実際はスターズキャラの作中では登場しなかったヘアアレンジを描きたかったらくがき。ひときわキラキラしてる香澄夜空さんがドラマで文学少女役だったら…って設定で描いたけどバンドドラマ回で割とそんな感じだったのを今思い出しました。ベタ塗りしかしてないけど意外と様になってる。

スタライのきりあお。背中描きたいなーというのが発端。twitterに塗り残しがあるやつを気づかずあげたところ、それがなぜか50いいねくらいもらってしまって「嬉しいけど塗り残しあるんです、ごめんなさい…」って罪悪感がわきました。


崩壊3rdのゼーレ。お誕生日だったので前に描いたものをブラッシュアップしました。頭が大きすぎたので小さくして、雑だった細部を仕上げました。全体のイメージを変えることなく描き込めたのが良かったと思います。pixivで一番ブックマークされてるのがこの絵になりました。


スミレちゃん。本当は↓の絵をお誕生日に仕上げる予定でしたが時間が足りないと判断して新しく描きました。かっこいいとか美しい感じの青っぽい絵が多いだろうなーと思ったので、折角直前の今から描くし真逆に振ってやろう、というのがスタート。一点透視の日の丸構図に笑顔がズドン。どシンプルofどシンプルのわりに、色なし線のみの状態でもこれはいけそうっていう謎の自信がありました。さすがは公式美人設定の女、全部もっていく。
以下若干の野暮。twitterで一番いいねをもらえたのがこの絵になりました。たぶんみんな、対面の人からの視点と理解して見てくれてると思っていますが、誰視点のつもりなんだろーって気になってます。俺視点なのか、大空あかり視点か、黒沢凛視点か、お姉ちゃん視点か、ユリカ様視点か、はたまた…。自分では描きながら、この笑顔の先には大空あかりがいてくれ…!って思いながら描いてました。時系列的にはスターライトクイーンカップの後で、あの後でもこんな風でいてほしいな、という気持ちです。どう考えても必要ない余計な心配だし、無駄に気持ち悪いオタク語りでした。


時間的に断念したほう。時間あけて見返すと、家大きすぎんか?となったのでそこだけ修正。カメラからスミレちゃんまで:スミレちゃんの身長に対して、カメラから後ろの家まで:家の大きさ を考えると右の家は明らかに大きすぎるのがわかる。これは期限設けずちまちま進めていきたい。


セイバーというかアルトリアのラフ。直近の自分の課題は演出と質感かなーと思ったので、質感の習作になる予定。色んな質感描けるものとして、今の若者はセイバーなんて挙げなさそう。じゃあ誰?ってなっても出てこないのがヤバい。


チェンソーマンのマキマさんのラフ。珍しくアクションライン引いてから構造を足してます。とりあえずベタ+オクルージョンシャドウ的なやつくらいまで。後述しますが、ミュシャの絵を見てきて良かったので寄せようとしてます。ライティングやカゲをどう処理するかはまだ未定。装飾はアレだけど、キャラの塗りは今の状態でもこれはこれでありかも。

1カ月くらい前からなんとなく成長というか、一皮むけたかも… ?と思ってましたが、上記の絵たちを見てたら間違いなく一段階上達できたと思えました。半年近く停滞してる感じがしてたので良かったです。最近はお絵描きAIがネットを賑わせていますが、こんなに面白いものをAIに投げてしまうのはもったいないなーと思います。ここまで身体的特徴が関係なく、やった分だけリターンが返ってくるのってパッと思いつくのはテスト勉強と絵くらいじゃないでしょうか。安く早くは資本主義の正義だと思うので仕方ないですが、こんなに成長を感じられて他人の心を動かせる、一石何鳥もあるものを触らなかったりAIに投げてしまうのはやっぱりもったいないなーと思います。とはいえ、多くの人はやる理由よりやらない理由を探すと思うし、自分もステイホームでなければ描いてなかったかもしれないのでなんとも言えないですね。


絵のはなしおわり。正確には自分の絵の話。

昨日大阪中之島美術館の「ロートレックとミュシャ パリ時代の10年」に行きました。自発的に美術館になんて行ったのは初めてです。とても楽しめて行ってよかったです。色トレスみたいなことしてるなーとか、AIが描いた手みたいだなーとか笑。
ミュシャはずっと圧倒されてました。アールヌーヴォー様式のイメージしかなかったですが、白い象の伝説の挿絵やスケッチを見て元から地力が半端じゃないんだなと。そりゃジスモンダの金属の質感表現も、色んな衣服のハッチングもうまいわけです。人工物、自然物、象までお手の物です。もちろん色彩も抜群。途中からずっと「ミュシャ君絵がうまいねー」と心の中でつぶやいてました。
そんなわけでミュシャの画集を買って、チェンソーマンを読んだこともあって描き始めたのが↑のマキマさんです。また良さそうな展示があったら美術館行きたい。

絵のはなしおわり。

チェンソーマン第一部を読みました。アプリで初回無料で全部読めました。どんどん読んでしまったけど、どこが良かったというとうまく言語化できない不思議な感覚です。全然食べたことない系統のものの味をうまく言えないのに近いかも。もちろん1回しか読んでないというのはあるだろうけど、あと何回か読んでもうまく言語化できる自信湧かないな。

KICK BACKチェンソーマン読んでからジャケット見るととてもいい。曲調もかつてのハチさんっぽくて好き。マトリョシカやパンダヒーロー聴いてたオタクみんな生き返ってそう。でも米津玄師名義もあったからできたものだろうとも思うので、今までの集大成感あって最高。完全に妄想だけど、2番サビ前のストリングスだけになるところ、ウマ娘のGIRLS' LEGEND U聴いて「これだ…!」ってなってたら面白いよね。

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