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ZUIKOレンズのオーバーホールを依頼した

去年の6月ごろ、カメラ好きの知人に誘われてオリンパスのOM-D EM-5 Mark Ⅱを購入した。その後しばらくして、写真を始めたなら、と実家の棚に眠っていたフィルムカメラとレンズを親から譲り受けた。内訳は、OM-1とC35 flashmatic 、レンズは、ZUIKOの50mm F1.8 と28mm F2.8 である。

2本のZUIKOはカビの被害がひどく、一方のボディもモルトの劣化が進んでいたため、すぐに専門店に持ち込んで可能な範囲のオーバーホールを依頼した。レンズに関しては、カビの影響を完全には排除できなかった。いわゆるカビ痕が残った状態である。ところが、予想していたより写りには影響がない。状態が良好な製品と厳密に比較すれば違うのかもしれないが、普段使用する分には十分である。もしかすると、カビ被害が前玉に集中していたということもあるのかもしれない。

ちなみに、C35に関しては、モルトの劣化は同じように進んでいたものの、レンズに特段のカビ・クモリは見られなかった。構造的な要因か、あるいはコーティングの材質が異なるのかわからないが、劣化に強いレンズであることは確かなようだ。

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